夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

サイクリング余談

2008-07-28 07:40:53 | つれづれなるままに
 昨日のサイクリング行は距離も時間も身近かったが、様々な土産物を私たちにもたらせた。天候も良過ぎたくらいで快適な走行だったし、大会関係者のコース上での配慮には頭が下がった。給水車や急患対応車、故障した場合の調整車両、そしてコースの危険な場所や間違いやすい場所での係員の配置など、親切な案内には頭が下がった。
 私たちのグループは岩木サイクリング協会関係者なので、それぞれ専用のサイクリング車だった。つまり変速何段という自転車だ。そしてヘルメットも専用だし、経験豊かな人ばかりだった。現地で合流したSさんは「買っちゃったよ!」といって新品のサイクリング車を持参してきた。イタリア製だという。定価で言えば30万円台だと会長が言っていた。サイクリングでも何でもそうだが、お宅になっていくと奥行きは深いのだろう。専用の自転車もパーツが違ってくる。ヘルメットも格好が良くなると1万円に近くなるし、靴なども専用の靴はペダルにフイットするように靴の先端に留め金がついている。パンツもお尻が痛まないように座布団が縫いつけられているし、メーターも様々である。
 家内の自転車は注文したが、生憎今回は間に合わなかった。しかし、何とか30㎞を走ることができた。参加者の中には小学生連れの親子や、昔の若者もいた。ママチャリ、マウンティンバイク、折り畳み自転車など様々の乗り物があった。そういう人たちが一緒に走ることで、頑張れる人がいるのだ。みんながプロ並みのベテランが走っている中に、ママチャリのおばさんがいたら、きっとグターっと疲れてしまうんじゃないだろうか。少なくとも不安感ばかりが強調されるだろう。あんな幼児も頑張っていると思うからこそ、初心者でも参加できるのだろう。カミさんはそういう意味では、心理面では救われたことになる。
 全員が無事にゴールしたこと以上の成果はないだろうと思うし、関係者の気持ちもその時初めて報われるのだ。参加者も記念のティシャツやお弁当、お茶、スキンクリームなどのお土産をいただき、参加費500円以上の配慮に「え!いいの?」という感じだった。
 帰宅後着替えをする最中、肌をさらした部分が、真っ赤に日焼けしているのを発見した。首筋や半袖の腕、膝下、そして鼻の頭などが日焼けしていたのだった。夕方入浴時も浴槽には入れないほどのひりひり感が襲った。これは計算外であった。眠るときも発熱感があって、サイクリング一色の一日を終えることになった。今度からは気をつけようと思ったことだった。

サイクリング完走!

2008-07-27 14:23:57 | 趣味(渓流釣り・フォーク)
 朝5:30起床。6:45分出発し、自転車をワゴンボックスに5台分積載していざ青森合浦公園に向けて出発しました。岩木サイクリング協会は、参加者は6名でした。(1名は会場直行)というわけで、運転もしなくて楽々とした気分で合浦公園に8:00到着。参加者への事務局からの諸注意後、みんなでラジオ体操をしました。参加者は約50名くらいでした。小学生から高齢者まで色とりどりでした。合浦公園からレインボウブリッジを走り、左には青森駅、右には青森校を見下ろして走ります。海沿いを走れば間もなくフェリー埠頭です。フェリー・ビーナスや貨物船が見えました。そこから今度は新城を回って三内丸山遺跡へ。ここでみんなで水分休憩30分。11:00に出発して環状7号線をひたすら合浦公園を目指しました。お昼に見事全員が無事ゴールイン。往復33㎞の快適なサイクリングコースを完走しました。カミさんも初めてのサイクリングを何とか無事に走破でき喜んでいました。仲間がいると、とても励まされることが多くていいですね。天候も恵まれて、心身共に心地よい疲労感と汗をかきました。青森市内には県庁までの両側道路はねぶた祭りの桟敷席が並び準備が整い始めていました。14:00弘前に到着。日曜日のレクは終了です。程良い運動と汗は、この後の冷たいビールがうまいことを暗示するかのようですね。

サイクリング

2008-07-26 06:41:56 | つれづれなるままに
 明日は青森市でサイクリング大会が開催される。AM9:00合浦公園に集合なので、我々夫婦は早朝7:00の出発である。私はこれまで何度か県のサイクリング協会主催に参加の経験があるのだが、カミさんは初体験である。自転車もカミさん用に購入計画をしたが少し遅かったために、今回は間に合わなかった。そのため私がサイクリング協会から借用している一台をカミさん用に調整してもらった。私の地区のサイクリング協会の会長さんは、同じ町会の住民であり、長年のボランティア仲間でもある。年齢は75歳だが、まだまだ体力もあり、民生児童委員協議会の会長を昨年停年で辞めたばかりである。ボランティア会では「のれそれ行きとろけ隊」の隊員でもある。我が町会からは隊員が多いのは、この会長の力が大きい。こういう世話人的なおじさんが、次第に少なくなってきたのではないだろうか。それにしてもこの会長の若さには、後陣を拝するものとしても勇気が湧いてくると言うものだ。
 さて、件のサイクリングは青森市の合浦公園から三内丸山遺跡までの片道約30㎞往復になる。カミさんは自分の体力が持つかどうか、初めてだけに不安らしい。でも競争をする訳じゃないから、楽しんで走れば直ぐにつくよと励ましている。サイクリング用自転車には、ママチャリと違って、変速ギアがついている。このギアがあればたいていの坂道もお入りずに登ることができるのだ。また新たな出会いがあれば楽しいなと思っている。一番気になるのが、天候である。暑すぎずかといって、雨が降らないように祈るだけだ。明日は曇りのち雨。サイクリングが終わるまでは何とか持って欲しいところだが・・・。これだけはね。
 最近はガソリン代も馬鹿にならなくなってきた。自転車はその分お腹の油を使ってくれるからありがたいと言うものだ。私の車にはサイクリング車が2台何とか積載できるので、これからはエコツーリズムの時代を楽しみと健康維持装置としても身近に置きたいと思っている。

すわ!地震だ!!

2008-07-24 15:01:21 | つれづれなるままに
 昨夜未明、北東北一帯を地震が襲いました。テレビの画面に地震予報の後5秒くらいでしょうか・・・?ゆっくりとそれも長く横揺れがあり、室内灯や仏壇など下がっているものは大きく揺れていました。幸い、弘前は震度4程度なので、特段何か壊れたりもありませんでした。でも5秒くらい先に予報があっても、何か出来るかと言えば何も出来ないものですね。震度6だったら立っていられないくらいですから、太平洋側の八戸市、岩手県など大変だったようです。私の友人からのメールでは、パソコンとテレビがぶつかって両方クラッシュしたそうです。それくらいですんだと、幸運だったことに感謝した方が良さそうですね。それにしても、このところの天変地異続きには、不安がまた広がりました。心準備はいつも必要ですね。お見舞いいただいた皆様ありがとうございました。

’08 サマーコンサート

2008-07-23 07:28:45 | つれづれなるままに
 7月19日(土)弘前交響楽団のサマーコンサートに一家で出かけた。このコンサートは我が一家が気軽に出かけられるコンサートの一つとして位置づけられている。その理由は弘前交響楽団が積極的に私たち障害者施設に足を運んでくださって、招待してくれるからだろう。車いすの娘を弘前市民会館に連れて行くのはどれくらい大変なことなのかについては、昨年もこのブログに書き込んだことがある。弘前市民会館はコンサート会場としては素晴らしいのだが、障害のある方や高齢者にとってバリアだらけの施設なのである。建築家である前川国雄氏の設計による建物は美しいが、誰にでも優しい建物ではないという難点がある。たまたまこのブログを読んだ方が弘前交響楽団関係者でいて、そして障害者への配慮をしてくださるようになったのである。定員が1200人もある市民会館は、駐車場が狭い。このために車いすや歩行弱者は、弘前市役所や観光会館の駐車場を利用することになる。そこから会場まで移動するのにも一苦労なのだ。そういう苦労を組み入れてくださって、事前に車いすの方などの駐車場所を優先的に確保してくださっている。これはとってもありがたいことです。そして、今回は何よりもありがたかったのは、車いすの利用者が、階段を下らなくても視聴可能な席に誘導してくださったことです。
 当日は立ち見も出るような満席の会場でした。どれだけこのコンサートが、市民に人気があるのかがわかります。私たちの施設からも聞きに来ている人たちが結構いて、挨拶をしていきます。
 今回のコンサート前半ではグリーグ特集で「ペールギュント」組曲の演奏であった。いつもと違ったのは、弘前交響楽団が若手を育てようとしていることであった。高校1年生の男性が初々しくコンダクターを努めた。弘前オペラの女性の、会場の隅々まで行き届くようなソプラノの声にも感動した。そして中学三年生の藤本さんの堂々たるピアノ演奏は会場の観客をうならせていた。この人たちがこれから世界に向かって羽ばたいていくのだと感じていました。
 第2部は子どもたちの大喜びのおなじみ宮崎駿の「ジブリ」の世界を演奏しました。毎年のことですが、このコンサートのふわっとした温かさは、この団員の皆さんの仮装です。今回はジブリの映画ごとに衣装や帽子などをそろえて、会場からも笑いが聞こえていました。
 さて、我が家の娘二人はどうだったかというと、長女は市民会館の照明が気に入ったのかずっと天井を眺めながら音楽を楽しみました。次女は聴衆の拍手が盛大になるとそれに合わせるように大きな声を出していましたが。それ以外では何とか他の方に迷惑をかけずにすんだかなと、ややほっとしています。何しろ次女の喜び方は、ターザンのようなあーあーという声であったり、座席に上半身を打ち付けて前後するものですから、ぎーこぎーこと音もするし結構傍にいると気になるのです。介添えをするものとしては、ハラハラドキドキなのです。コンサートが終える頃にはくたくたになるのは、余計な気を遣わなければならないことでしょう。でも今回も二人とも楽しめたので、とてもありがたかったと思っています。幸せな夜でした。弘前交響楽団関係者の皆さん、今回もありがとうございました。

ホタテはうんざり

2008-07-20 08:52:45 | ブルーベリー畑
 排水用の側溝に朝からホタテの貝殻を敷き詰め、暗渠を入れ更にホタテで埋め込んだ。4トンのホタテの貝殻はそれなりに量が多く、蒸し暑さと同時に日差しが強くなるに連れて、臭いも強くなり出した。ホタテの貝殻を一輪車で何度も側溝に空け、次第にいっぱいになった。昆虫たちはどこからかこの、ホタテのにおいをかぎつけて集まって来た。肉食のスズメバチやクマンバチたちが早速ホタテの貝殻に付いている肉を集め始めている。少しこれが怖かった。午前中だけで着ている服は、汗ですっかり重たくなった。午後からさらにこのホタテの側溝に、チップを被せて完了。しかし、暑さのためになかなか進まない。PM4時で終了し、作業は月曜日に持ち越しになった。一緒に手伝ってくれたスタッフと、「今夜だけはホタテが食えそうもないよね」と語っていた。車の中まで、ホタテのにおいがしみこみそうだった。

外食もまた楽し

2008-07-19 07:48:50 | 私と福祉とであいの旅
 昨日はカミさんはお休みで、カミさんを頼りにしている通所者Hさんと映画を見に行くことになっていた。そして夕食も食べるというので、それなら娘たちも一緒に外食をしようと出かけることになった。弘前市の新しいショッピングエリアでもある南側の一画に3年前か開店した「スタミナ一番」のラーメン屋さんがある。この店の開店前には僕もプランニングに参加した。だからとても車いすの人などは利用し安くできているし、子ども連れも多い。視覚障害者も普通視力の方も同じメニューで理解できるように点字がさりげなく施されている。車いすの人もカウンターで、あるいはどのテーブルでも食事が可能となっている。介護台つきのトイレもここには設置されていて、どんな人でもこのトイレを使うことができる。この店主は屋台ラーメン屋(車屋ラーメン)を長年やり、そしてその間に障害者施設に幾度も訪問してラーメンをサービスした、障害者スキー大会をボランティアで普及させている実践家なのだ。そして10数年前に障害者施設の文化祭で、私が講演をしたことを記憶されていてまたおつきあいが始まっている。わが施設の利用者と家族にも評判が良く、昨年は忘年会も開催している。
 私の娘たちも冷やし中華とオムライスを美味しそうに食べ、私も生ビールをリラックスして飲んだ。カミさんと一緒だと都合の良い点である。(カミさんも家だと飲めるのだが・・・。)Hさん(40歳)はとにかく、食事でもお風呂でも5分で終えるという速さなので、こちらのペースが狂いそうである。彼はいったん映画を見たいと思うと毎晩のようにカミさんの元に電話をかけてきて、一緒に行こうと口説き続ける。そしてカミさんも根負けして月に一度くらいのペースで観客になっている。障害者手帳を持っている彼と行くと、障害者割引もあるので助かるということもあるのだ。彼は気前が良くて館内に食べ物を持ち込むと、カミさんにもごちそうしてくれるらしい。
こうして蒸し暑い夜の外食行が終了した。次女の満足そうな声が車の中に響いていた。
今度はどこに行こうか・・・?

 ブルーベリー畑の排水用側溝掘削

2008-07-19 07:09:21 | ブルーベリー畑
 ブルーベリー畑の健康を考えて、排水がうまく行くようにユンボという重機で側溝が掘られた。それはブルーベリーの畝ごとに排水がこの側溝に流れ出るようにしたのだ。そしてそれは理論的にもうまく排水されることが実証できた。そして紅葉しかけたブルーベリーをもう一度深植から浅植に植替えている。湿度が高くて岩木山の姿すらはっきり見えないように、私の身体は汗でたちまちぐっしょり濡れている。昨日は太陽の光線が強かったこともあって、後頭部が痛んだ。やはりこまめに水分補給が必要だと実感する。通所者Kさんも僕と同じ年代なので、この蒸し暑い環境での作業は楽でない。Kさんの息切れの音が、僕の耳に残ってしまう。一日1本のブルーベリーの植え替え作業を2日間やり、後一日ですべての作業が完了する。ブルーベリーおじさんは、50本くらいなら俺が寄付するからと言ってくれたが、何とかこの木々を再生させたいと思って丁重にお断りした。
 掘削した側溝を水はうまく流れていて、きょうはそこに昨日手配して置いたホタテの貝殻を活用することになった。ホタテの貝殻を側溝に敷き詰めて、その上に暗渠という黒い排水用の管を入れ、更にホタテをその上から入れる。こうして排水がうまく実現するという構造である。これも青森県がホタテ王国の一翼を担っている証拠だろう。4トンの貝殻がブルーベリー畑に山積みされた。砂利を入れようと思ったが半端な額ではないことがわかった。ホタテの貝殻は相当に安い。これも後援会長の広い人脈のおかげなのだから、感謝しなければならない。ひとつずつ開け方のわからない部屋の錠が、ガシャッと開いたようなすっきりした気分である。井戸水も冷たくて気持ちよい。きょうは久しぶりに水を木々にかけてあげたいと思っている。

ブルーベリー畑の7月

2008-07-18 08:24:00 | つれづれなるままに
 ブルーベリーもようやく落ち着きを見せ始め、ほとんどは新芽が根本から伸びて来ている。ほとんどといったのは、一部に紅葉が進んでいる木があり気になっている。師匠のブルーベリーおじさんがやって来たので、相談したところ根を掘りだして様子をみることにした。すると少し深く植えすぎたために、この現象が起きていた。そもそもこの一帯の水はけが悪くて、一番最初に植えたラズベリーの半分が枯れかけた。粘土質のこの土地の問題点が出ていることに危機を感じ、困ったときの後援会長頼みと相成った。側溝を掘ってたまっている水を流してしまおうということになって、ユンボという重機を借りて側溝を一本掘った。すると思った以上に水が噴き出して勢いよく流れ出した。それもヘドロのようないやな臭いの水だった。これで少しは生き返るのではないだろうか。
 そしてもう一つの課題は、コガネムシがブルーベリーにつき始めていることだった。葉っぱがコガネ虫たちの食料になって、葉っぱが透き通ってしまっている。これもブルーベリーおじさんの知恵で、コガネムシをおびき寄せる器具を2つ分けてもらった。フェロモンを使って虫をおびき寄せるので、かごの中に驚くようにたまるのである。僕はコガネムシでなくて良かったとふと思った。
 こうして問題が改善されつつあるが、しかしきょうも蒸し暑い。きょう午前中は掘り起こした側溝に暗渠を埋めて、排水性をよくしようという作業が予定されている。次から次へと課題は生まれるものだと思う。ブルーベリーの実も色づいてきている。来年は何とか果実の収穫も期待できそうだ。軌道に乗れるように頑張るぞ。

第一段階クリア

2008-07-16 07:20:02 | 私と福祉とであいの旅
 懸案の一つである旧JAの土地建物の購入に関する公示期間が過ぎ、買い手は我が法人だけであった。この次の壁は18日の県のリフォームに対する補助金の内示があるかどうかで、かなりの内容が決まってしまう。第三段階は月末の銀行の融資が、ことの正否の可否を左右する。そういう意味での昨日の結果は、とてもありがたいことであった。これはある意味では、今後の我が法人の将来を占うような出来事でもあると思う。重度障害者のケアホームの整備もこの中にあるし、そのケアホームを担うのは居宅介護事業である。相談事業も含めてこの建物が、それを包含している。土地は275坪と十分な広さである。建物も二階建てであり、パン工房と物販のスペースもあり場所的にもかなり人通りが多い場所となっている。一人平均工賃の月3万円がとりあえずの目標となっている。(現在は2万円)そういう意味でも、この場所の確保と新たなパン製造機器の導入があれば、十分に実現可能な数字なのである。今は泰然自若として成り行きを見守るしかない。