夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

シニアライフ

2013-05-30 06:58:40 | つれづれなるままに
 時々、同じ年代の人達の姿を見て、自分の鏡のように思うことがある。顔や姿は昔のままに見えるが、白髪であったり、つるっぱげであったりする。
 自分にはまだ毎日座ってもいい席があるが、果たしていつまであずましいものであり続けるのかは全くわからない。

 時々何も課せられるものがないことに、羨ましさが湧いてくる時もある。障がい者がいつまでもリハビリ対象であるかのように見られるのと同じく、障がい者の親もまた障がい者のために身を粉にして障害者福祉の向上に寄与しなければならないかの如き雰囲気。

 寄付しても満ちることがない現状の中で、俺にもやりたい人生があるのではないかと思う。それはいつ自分が人生を止めることになるのかという、心の中の問いから生まれる。

 あの山にも登りたかった。自転車で気ままに走って、予定のない旅を楽しみたい。そう思うことがあるのだ。しかし、現実は私の戦線離脱が許される状況に見えてこない。

 仕事があるということは有り難いことだ、そういう奴らもいる。しかし、自由が欲しい者にとって、いい加減に柵から抜け出したいという強い希求があるのも確かだ。

草刈りと筋肉痛

2013-05-29 06:03:39 | つれづれなるままに
5月28日(火)

 津軽は初夏です。
 暑くなると忙しくなるのは、植物も鳥も繁殖まっしぐら!というわけで、事業所のあちこちの草刈りをするのは、ひまそうな爺さんだけ。爺さんはもちろんワシです。
 最近腰を下ろして草を引いていると、本当に自分の職業を忘れそうになります。

 昨日は前日よりも気温低めで、絶好の草刈り日和と刈払い機でガンガン仕事をしました。隣の畑を耕していたおばさんにも頼まれたりして、結局1万2千歩も歩いていました。
 普段使わない筋肉がブーブー言い始めて、腰だ、胸だ、背中だ、足だと、あちこち悲鳴を上げています。

 きょうも午前中は雨が振らない限り、昨日の残った場所を草刈りします。体は痛いけど、気持ちが収まらないのです。達成感というやつが、私のごちそうです。休みながらでも、成し遂げることの喜びは、生きているなあという自分だけの密やかな楽しみでもあります。

こころ向き

2013-05-28 06:47:47 | 創作(etude)

 齢六十を過ぎても
 安定せぬこころ
 人生を
 行脚するということは
 日々の心象
 天のごとき
 移り変わりあり
 それでも
 こころ前を向いて
 こころ足を前にむけて
 こころ歩むのだ
 雲水のこころもちて
 すべてのこころを
 見続けるのだ
 

サイクリング「世界遺産白神山地入り口」西目屋村

2013-05-26 20:51:26 | サイクリング
5月26日(日)

 快晴の朝、今年はじめての西目屋村へのサイクリングに出かけました。風もあまり気にならないこの日は、お日様もたっぷりです。ちょうどこの日は日曜日であり、山菜採りや観光客、そしてサイクリストも結構ランを楽しんでいました。

 世界自然遺産に指定されてから早くも10年が経ったということですが、西目屋村は青森県側からの表玄関です。津軽ダムという巨大なダム建設がその一方で進められており、白神山地から流れ出る岩木川が日本海まで続きます。ダム建設の都合もあってか、道路はバイパスが整備されました。西目屋村の人口は約1,200人。ダム建設のために、住んでいた場所がダム湖に沈む経験をこの村の人々は2度も体験しています。そのために、3分の2に当たる人々は弘前市(旧岩木町や市内)へと移り住みました。
 
 ダム建設の補助金効果もあるのか、西目屋村は立派な行政施設の建物や観光施設が沢山立っています。

 私の自宅から目的地である「Beechにしめや」は、レストランや地元の野菜や果実、山菜などを取り扱う道の駅風の場所です。観光バスや、バイクライダーの休憩地です。私の自宅から片道10キロメートルのこの場所まで、これからしばらくサイクリングのコースとして、活用することにしています。

 この日は天気もよく温度も朝からグングン上がって、マメコバチが私の顔にバンバン当たってきます。

 行き交うサイクリストとの片手を上げての挨拶も、気持ち良いコースでした。初回にしては、「Beechにしめや」に40分で到着。人汗かきました。

 この先は山道を車で走れば、約30分で「アクアグリーンビレッジAnmon」に到着します。
 私は一休みして、また自宅へと折り返しました。帰りは下りなので、30分で到着。気持ち良いランでした。

 

ドキュメンタリー映画「生まれる」を見た

2013-05-26 09:20:43 | サイクリング
5月25日(土)

 映画の自主上映会に家内と出かけました。「生まれる」という映画はドキュメンタリーで、それぞれの人生の荷物を背負った夫婦の日々をカメラが追ったものです。
 親に捨てられたり、暴力を振られてトラウマを保つ夫婦。生まれてくる子どもが難病で、それでも産む決心をした夫婦。せっかく授かった子どもが、母親のお腹の中で死んでいった夫婦。子どもを欲しいと願いながら、ついにかなわなかった夫婦。

 私たちの人生に重ね合わせながら、つい涙が止まらなくなっていたように思います。
 印象に残ったシーンは、夫の立ち会いで出産したいと願いながらも、出張などでかなわない可能性のある夫。医師の一人が、「出産時だけが大切なのではない。赤ちゃんが生まれてくるまでの間、夫婦での関わり合いやその中身が大切だというコメント。まさにそう思う。
 お腹の中で生まれる直前に亡くなって立ち上がれないでいる母に、担当医の配慮で可愛いぬいぐるみと、なくなった子どもの手紙「天国郵便局」からを添えて、神様にすぐに別れなければならないことは知らされていたけれども、それでもお父さんとお母さんのところに行きたいと決心していったこと、などが綴られていた。

 生まれても長生きできない可能性があることを事前に知らされていた夫婦は、それでも出産を決意して産んだ。そして思いがけなく日々元気に成長しようとしている子ども。

 人生はその生存していた長さ以上に、関わりの深さや寄り添い方によって、納得の行くいのちを手にすることができる。そんな思いを持たされた映画であった。
 仮に望んでも生まれる可能性のない夫婦は、妻が自身を攻め続ける時に、その心情をやさしく支えていこうとする夫に頭がさがる思いでもあった。

 

同志の退任記念講演

2013-05-26 08:57:45 | 私と福祉とであいの旅
5月24日(金)

 PM6時30分から約1時間、我が事業所「であいの家あうん」で、前「清岳園・そら」施設長・古川善朗氏の40年間に渡る福祉人生をまとめた「できることだけにチャレンジして40年」という演題での講演を頂いた。
 
 我が事業所だけでなく、最近交流の続いている2事業所の方も参加していただいた。

 私と彼とは1歳違いで、私が一つ上ではあるが、彼の福祉への取り組み方は一層重厚であり、エネルギッシュな感じを受けた。
 たまたま秋田市の研修会の終了後一緒に飲み会に行くことになり、それが園で我が法人事務長として2年間ともに時間を過ごした。
 ちょうどこの頃の彼の発刊した新聞を見だして再読すると、盛りだくさんの日々だったことを想起した。
 障害者福祉劇、沖縄旅行、パン工房のオープン・・・・。そういう意味では、彼のアクションへのエネルギッシュさはまさに強い追い風であった。

 講演終了後、弘前市内の焼き鳥屋で、仲間が集まって楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 

ヴァージニア・ヘンダーソン「看護の基本となるもの」

2013-05-21 06:12:47 | サイクリング
「ナイチンゲール」は世界的に有名かつ有能な看護師の一人であるが、私が老人ホーム勤務時代に知ったもう一人の共感できた有能な看護師は「ヴァージニア・ヘンダーソン」である。



 「人間には共通の欲求があると知ることは重要であるが、それらの欲求がふたつとして同じもののない無限に多様の生活様式によって満たされているということを知らねばならない。
このことは、看護師がいかに賢明でも、また一生懸命努めようとも、一人ひとりが求めることすべてを完全には理解できないし、その人の充足感に合致するように要求を満たすこともできない、ということを意味している。

看護師にできるのはただ、看護師自身が考えている意味ではなく、看護を受けるその人にとっての意味における健康、その人にとっての意味における病気からの回復、その人にとっての意味におけるよき死、に資するようにその人が行動するのを助けることである。」

 看護者は「個人が生きること」をあくまでも個人が望む形でサポートするという意味で、クライエント固有の意志あるいは価値観の尊重こそが、看護領域だけではなく、ケアする人々すべてが心すべき基本的な価値観であると思う。効率的な価値観を優先すると、そこには到達し得ない。

 

久しぶりにジョギング

2013-05-20 15:26:31 | つれづれなるままに
5月20日(月)曇り

 きょうは私のお休みで、朝から弘前城公園内で体力づくり。レクリエーション広場のグラウンドを、休み休みしながら5周しています。
 八重桜やつつじが咲き初め、椿の花も見事でした。

 その後公園をウォーキングした後、たっぷり汗をかき、今度は運動公園へ下見に行きました。
 こちらはチューリップとシバサクラが満開で、すごい花の香でむせ返るようでした。
 

 運動公園の競技場周囲を、歩いて周回しました。

 ご褒美にざる蕎麦が今日のランチでした。

山動く

2013-05-20 07:07:29 | つれづれなるままに
5月19日(日)

 午後から1時間程度、相馬村という地区の山歩きをしました。岩木山も見る角度で山容が変わって見えます。
 山菜も今が旬のものがどんどん出てきて、一食分のおかずは直ぐにとれました。
写真は天ぷらにしたウドとタラノメです。

 左がタラノメで右がウド。道端でもウドやアザミ、ワラビ、タラノメ、アケビの新芽など苦労しなくても採れる山菜が沢山。杉林に入ると、ゼンマイもありました。