夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

麦の刈り入れ~脱穀作業

2007-07-27 20:46:01 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 30℃を超えそうなぎらついた朝の陽差しがあった。岩木山が青空の中に青黒く浮き上がっている。
 しらとり農場は麦刈りを急ぐ必要があった。きょうはライ麦の収穫日となった。あうんのメンバーが到着する頃、わたしとオーナー、そしてウーファーのヤマチャンで、麦畑の中で麦の収穫作業を急いだ。それにしても自然農の麦畑には背丈を越す麦と、それに追随しそうな草があった。日差しの強さを、時々強い風が吹いて汗を乾かそうとしてくれた。農場の愛犬トーべはウコッケイの赤ちゃんが生まれたばかりのこともあってか、きょうは鎖に縛られて身動きすら出来ない。
 初めての体験で、麦の刈り取り作業を行なうことが出来た。そしてその刈った麦を脱穀機にかけて分離作業を行なった。左足で脱穀機のペダルを踏み、右手で麦の束を脱穀機に差し入れながら、種子を分離する作業をするのだが、初めての体験でもあり、右側の重心を置くお尻から大腿筋が緊張しているのが分かった。結構身体はきつかった。
 脱穀機の下にはミノが置かれていて、その分離された種子をそのミノが受け止める。そのミノで受け止めた種子を、今度はごみや殻から分離する網にかける。そして麦の殻と種子を分離して袋詰をした。
 ライ麦は弘前市内の契約栽培をしているRパンショップに納品することになっているとのこと。少しつまみ食いをしてみるがうまいものだと思った。
 しらとり農場ではこの麦の栽培契約で、Rパンショップからパンの現物支給を年間で受けているとのことだった。
 明日はまた違う麦の借り入れ作業を行なうことになるらしい。明日は午後から雨が降るかもしれない。午前中が勝負だ。