夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

霞む岩木山

2009-06-30 04:57:20 | つれづれなるままに
 雨が降らず、気温は高く。弘前は30度を超える真夏日は6月だけで4日だったそうで、畑もカラカラに乾いてきた。岩木山はこの天候のためか本来の姿が霞んで、時折見失いそうに見える。
 公休日の昨日、カミサンはパン教室に出かけ、私はブルーベリー畑でブルーベリーにたっぷり水をかけた。ラズベリー、スグリなどが色づいてきた。ブルーベリーはまだ色がつかず、お祭りに間に合うのかどきどきである。でも実は結構大きく膨らんで、枝が細いとそれが垂れ下がるほどになった。ブルーベリーおじさんの助言どおり実をすぐっておかなかったら、とんでもないことになっていたかもしれない。
 水をかけ終えて、今度は原ヶ平農場へ移動。きゅうりやズッキーニが大きく成長していたため、収穫する。トマトもだいぶ大きく結実してきた。茎を支柱に誘引結束した。ツルムラサキも少しだけ収穫し、明日メンバーさんに収穫の体験をさせようとそのままにした。ミョウガ畑もだいぶ勢いがよく、花ミョウガが7月に出てきそうな勢いだ。
 原ヶ平農場を出るとき、既に午後1時30分を回っている。汗をかき着替えないとずぶぬれ状態。空腹よりものどの渇きを覚えて、大沢の山においしい湧き水があるのを思い出して飲料水タンクを持って出かけた。「桂清水」といって、大木となった桂の木の根元からいつも滾々と水が湧き出している。とても冷たくて、柔らかな水である。結構高い山の中腹にそこはあり、昔(鎌倉時代?)は山伏の修験道だったようだ。車で行けばすぐだが、歩いたら1時間はかかりそう。私がそこで水を汲んでいると、車やバイクで水を汲みに来る人とすれ違う。
 あまりにも暑いので、いったん昼食をとるために施設に戻った。途中こんな暑い日こそおいしいジャンボアイスと思い、あうんメンバーに食べさせようとキャンディ屋に立ち寄って、ミルクとシャーベットを購入する。悪戸のキャンディ屋と言うと結構弘前市にその名は広まっていて、この時期には店の前が駐車する車で混雑している。店内でもソフトクリームやかき氷が食べられるようになっていて、お客が引きも切らない。
 
 午後3時30分を過ぎて、ようやく少し涼しくなった。再度ブルーベリー畑に出かけて、バジル用の畑に土を入れる作業で汗する。パン屋のバジルパン用で、昨年は途中で切れてしまった。今年はそういうことのないように、少し多めに種を蒔いた。原ヶ平農場は土壌が肥沃なのだが、バジルにはあまり合わない。5時まで一輪車に土をつけて運搬作業。これで明日バジルの移植作業が進められそうだ。
 PTに注意されたとおり、またもや肘関節が病み出した。

夜が明けたら

2009-06-28 16:47:15 | つれづれなるままに
「夜が明けたら」

 夜が明けたら
 一番早い汽車に乗るから
 切符を用意してちょうだい
 私のために
 一枚でいいからさ
 今夜でこの町とは
 さよならね
 わりといい町だったけどねえ

 学生時代、浅川マキの歌をよく聞いていた。「かもめ」もよかった。「不思議な橋?」もよかった。でもこの「夜が明けたら」は、なぜだか人生や流転を感じさせた。
 今、自分にはこんな身軽さはない。

いのち

2009-06-28 09:33:59 | 創作(etude)

 わたしなんか
 なんで
 うまれたんだろう

 わたしなんか
 うんでほしく
 なかったわ

 わたし
 うまれて
 そんしちゃった

 わたしなんか
 なんで
 うんだのよう

 そんな
 こどもの
 問いに
 母親は
 どう
 こたえるだろう
 

 やどった
 いのちは
 だれでも
 ひきうけるしか
 ないのだから

 いのちは
 ははおやだって
 ちちおやだって
 じぶんのものだけでは
 ないってことを
 だれにも
 おしえられなくっても
 感じているのだった

 おまえは
 お父さんと
 お母さんが
 愛し合って
 そうして
 かみさまが
 そこに
 いのちとして
 私たち家族に
 さずかったのだから
 おまえは
 おとうさんや
 おかあさんが
 たいせつに
 そだてているし
 かみさまにも
 見守られているんだよ

 だから
 おまえは
 おまえ一人で
 生きているんじゃないんだ

 かみさまから
 いのちを
 さずかったから
 いろんな
 たのしいことも
 つらいことも
 感じることができる
 かみさまは
 おまえがこれから
 すこしずつ
 ひとりで
 いきていけるように
 みんなと
 なかよく
 くらしてゆけるように
 こうして
 おまえに
 いろんな
 こんなんを
 くださっている
 おまえは
 それを
 たいせつに
 うけとめなくては
 ならないんだ

 「ありがとう」
 そのことばは
 困難があると書くんだ
 その困難を
 のりこえたときに
 ほんとうの感謝のきもちが
 そこにうまれるんだよ

 こまったときには
 「ありがとうかみさま」
 そうとなえるんだ
 そうすると
 なんだかうちがわから
 ゆうきがわいてくるんだ
 
 おまえは
 とても
 かしこいこだから
 きっと
 それができるようになる
 しあわせだと
 かんじられるようになったら
 ああ
 いきているって
 たのしいなって
 きっと
 おもえるときがやってくる
 
 かみさま
 わたしたちに
 いのちを
 くださって
 ありがとう
 
 
 

気温29℃

2009-06-28 06:48:24 | ブルーベリー畑
 連日の暑さの中で、午前中はボランティア会の「クリーンロード作戦」に参加。約2時間、岩木山の観光道路や公園を歩いた。思ったほどの成果はなかったのは、結構最近企業ボランティアが、社会貢献活動を行っているからだろう。それでも、軽トラック一杯分のごみが集まった。参加者は24人、孫を連れて参加するメンバーもいた。小さい内にこういう活動に参加して、自然にその生き方や価値観を身につけさせることは大切なことだと思う。この時期の岩木山沿いの道路は、オオヤマザクラのサクランボが大量に落下していて、知らず知らずに踏んでいたのか、何が靴底に張り付いているのかと不審に思ったが、やや小さめの黒いサクランボだった。桜桃のサクランボとは違って、口に含んでも甘さはほとんどない。
 「ボランティアをしながら健康づくりを」というような雰囲気のクリーン作戦であった。万歩計は浸けていないので、どの程度歩いたかは知らないが、結構な運動量だった気がする。それにしても、タバコのポイ捨てが多すぎる。フィルター部分は、いつまでも溶けずに残っているのだ。自分の車だけはきれいにしておこうと言う輩が多いのではないだろうか。
 お昼は嶽温泉の一画にあるラーメン屋さんで、みんなでラーメンライスをいただく。やり遂げた後の爽快感が残った。

 午後からはブルーベリー畑の水遣りで、夏場は連日水遣りが必要だ。そしてメンバーさんは種から育てたバジルの苗を、炎天下ながら畑に植え替えた。黙っていても汗が噴出す。私はたっぷり1時間30分かかって、刈払機で草刈りをした。着ている服はたちまち汗で、びしょぬれになった。この間まで暑さがほしいと思っていたが、きょうは雨がほしいとそう思うようになっている。井戸水は冷たく、使える水があるということはありがたいことだと思う。井戸を掘ってもらう前は、そばを流れるわずかな水を汲んでいたことを考えれば、相当な労力の軽減になっていると思う。
 疲れを感じたときにブルーベリー畑に吹くさわやかな風と、岩木山のぼんやりと浮かんだ雄姿を眺めれば激励されているような感覚になる。岩木山のような素敵な山を間近に暮らせることを、誇らしくさえ思う。

雨はなく風強く

2009-06-27 06:58:54 | ブルーベリー畑
 まったくこのところの夏日は、どうして梅雨明け宣言を出さないのかと言うくらいに熱い。しかも雨はなく、土は乾ききっている。その乾いた土を強い風が吹き飛ばす。
 ブルーベリーは順調に生育してはいるが、この強い風で枝折れや実が支柱に当たって落下する被害が出ている。7月20日はこの畑で行事「ブルーベリー祭り」をはじめて開催するのだ。何とか皆さんに楽しんでほしいものだが・・・。
 写真はラズベリーの赤い実です。少しずつ色がつき始めています。
 昨日の午前中はブルーベリー畑の水遣りと、牛糞堆肥を施した。メンバーさんたちはチップ撒き、わたしは何とか種から育てているバジルを畑に植えようと、開墾している。バジルパンは結構ファンが多いのだ。そしてバジルは一年草なので、毎年種から育てるしかない。来年は「踏み込み温床」を枯れ草と藁で作って、種を育てたいと考えている。
 午後から原ヶ平農場に行き、毛豆(枝豆)100本を植えた。毛豆と言うのは枝豆の殻に、茶色い産毛が生えているので、青森では通称毛豆と言っている。9月過ぎにいただく晩成種で、これが寒暖差もあって甘みが倍増する。ビールがうまくなること請け合いの豆である。メンバーさんたちと協力して、何とか植え切った。その隣には1週間前に種を巻いたカボチャが大きな双葉の緑の芽を膨らませてきた。暑さが戻って作物は、勢いが良い。きゅうりとズッキーニ、ツルムラサキが今出ている野菜である。長芋のつるが先日作った棚にうまく絡み付き始めた。素人のノウハウはどこまで通用するのだろうか。
 風が強くて、堆肥小屋の仮止めした屋根の一枚が吹き飛んだ。風が強すぎる。

一行詩/告悔

2009-06-27 06:05:59 | 創作(etude)
 誰よりも聖なる神に告悔す生きて居るから生きてゆくから

 パンドラの箱潜めたりわが胸に青春の罪施錠を解くか

 血筋とはDNAに機縁せし解脱の道はあまりに遠く

 老いてゆくわが人生の精算をいずこの時点ですませるべきか

 酔うごとにわが恥辱ある人生の源流にある道をたどって

津軽弁川柳

2009-06-26 06:52:04 | つれづれなるままに

 エノカクジサ/ゴミナゲヨトテ/シュウトイウ/カクジトイウハ/ドコノコトカナ
 家のカクジさごみ投げよとて舅いうかくじというはどこのことかな
               
 エ=家 カクジ=庭の隅 投げろ=捨てる


 ニイヅマノ/ヤグニイリタル/シンロウニ/ワノカラダッコ/チョセバマイネ
 新妻の夜具に入りたる新郎にわの身体コちょせばまいね 
     
 ワ=わたし カラダッコ= カラダッコ=身体 チョス=さわる マイネ=ダメ

枯れ草集め

2009-06-25 06:50:50 | 原ヶ平農場
 昨日は真夏日で、弘前は28.7℃だったそうです。入梅はどうなったんだろうか?と思わされる夏の空です。朝一で私はブルーベリー畑です。水遣りをたっぷり一時間かけてやりました。これからの真夏には毎日の水遣りが欠かせません。その後メンバーさんがそろった後、みんなで広葉樹の林に分け入って枯れ草集めです。炎天下での作業をするのと違って、広葉樹の林の中は木陰も多くてとても涼しいのです。小鳥たちのさまざまな鳴声を聞きながら、みんなで枯れ草集めをして過ごしました。結局約一時間かかって30袋ほど集めました。でもこれでは予定の半分くらいにしかなりません。
 枯れ草を何に使うのかと言えば、来年のアスパラ畑にする場所の堆肥作りを計画しています。藁、枯れ草、キノコの菌床の粉、米糠、EM菌、残菜などで作ります。畑を掘り起こして、その中にこの堆肥を投入します。来年の5月には、いよいよアスパラガスの苗をここに植えたいと思います。暑さが戻ってきて、きゅうりやナス、トマトなどが勢いが出てきました。きょうはブルーベリーの水遣りと、草刈りです。今日も暑そうな空が朝から広がって、気温も上がり始めました。