夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

鰺ヶ沢漁港へ

2013-09-30 21:25:42 | つれづれなるままに
9月30日(月)今日は代休

 これから10月に入ると様々な仕事が目白押しで、釣りは「今でしょ!」という訳でお昼に鰺ヶ沢漁港へ向かいました。

 昼食後漁港に車でで接近し、「サビキ釣り」をしました。暫くは鯵を釣り落としながら、午後3時頃からようやく釣れはじめました。
 張りを交換するだけでこんなに釣れるのかと思うほど、その違いに唖然としました。
 家内と交代しながら、午後4時30分頃が最高潮。入れ食いでした。
 小さいながらも、サヨリ、アジ、イシダイ、サバ、メジナなどが釣れました。しかし、3度も釣り落としたのがワタリガニの大きな奴。今度はタモ網で、逃さないぞ。
 

短歌

2013-09-29 06:24:45 | 創作(etude)
・振り向けばやっぱり空に同じ月きみも見ているぼくも見ている

・身を立てし己の生業打ち捨てて妻子のもとへ旅立つかきみは

・暮らし分け四年の年月得た今も吾子の寝息の耳にぞ残る

・チロロ鳴く肌寒き夜の道すがら不意に思いは故郷の母へ

・縄文の遺跡を訪ね合点する原始世界の尊き知恵を

・いつの世も分かち合いもて国は成る汝(な)も我(わ)も得意共に活かして

大森勝山遺跡~環状列石と大型竪穴住居

2013-09-27 08:06:41 | サイクリング
 札幌から「レラの会」のMさんとJさんが、今年も弘前に来てくれた。私はMさんの存在がなければ縄文時代やアイヌ民俗について何も知らなかったに違いない。
 前回は木造亀ケ岡や田舎館村の弥生館、その前は藤田記念館でも縄文の土器や歴史を訪ねた。
 今回はこの「大森勝山遺跡」と「秋田県大湯ストーンサークル」見学がメインテーマになった。

 私も名前だけしか知らなかったこの弘前の「大森勝山遺跡」は、MさんとJさんのの訪問計画によって下調べの機会を持っていた。

 大森勝山遺跡は岩木山北東麓の標高143㍍~145メートルの舌状丘陵上に立地する、縄文時代晩期(約3,000年前)に構築された環状列石を主体とする集落跡。

 大石川と大森川に挟まれてこの丘陵はあった。

 この大石川から1,200個の石が運ばれたという。
 昭和34~36年度 岩木山麓大規模開発に伴う発掘調査で、当時日本最大の大型竪穴式住居跡や時期不明のストーンサークルなどを発見し・・・たという。
 遺構は平成20年に埋め戻され、今は草原となっている。この階段を登ると、突然広大な丘陵が出現する。
 岩木山(西側)に向かって手前に楕円上の環状列石があったと看板に写真で示されていた。
西側の住居跡に進むと一段くぼんだ場所が2箇所あり、そこが竪穴式住居跡らしい。右の沢が大石川、左の沢が大森川で、林の中から川の流れる音が聞こえた。
  この周辺には山栗やサワグルミ、コナラ、山葡萄なども豊富で、食糧の確保も容易だったかもしれない。
 不思議だったのは環状列石の東側に2本の山栗の木が生えていて、沢山の実を落としていた。みんなで拾ってみたが、虫が殆どついていなかった。さらに周辺のクリはまだこれから熟すのか、イガグリの口は開いていなかった。早成と晩成があるのかもしれない。
 MさんとJさんに導かれて、この遺跡を訪ね、そしていよいよ翌日は秋田県の大湯ストーンサークルを訪ねることになった。

 

つながりの中にいる自分

2013-09-27 07:11:09 | サイクリング
 アダム・スミスと幸田露伴の幸福論。

 「人間がどんなに利己的なものと想定されうるにしても、明らかに人間の本質には別の原理があり、利己的というのはそうに違いないが、しかし他人の幸福を自分にとって必要な物だと感じている」

 「人間は社会的存在で、富の重要な役割は人と人をつなぐことである」

 (どこかでメモした文章)

台風一過に残されたもの

2013-09-18 06:45:54 | つれづれなるままに
 台風18号は1975年(S53)の岩木山土石流災害並みであったと、今朝の新聞に書かれていた。岩木山の後長根沢の土石流が岩肌をむき出しにしているのを、登山家・根深さんが発見したという。

 あの1975年当時の岩木町に、初めて東京からカミさんと訪問した時の出来事なので、今でも記憶に新しい。ねぷた祭りを見ようと訪問して、その最中にどしゃ降りとなってねぷた祭りはそのまま中止。その翌朝、岩木山百沢地区で起きた土石流災害では22名の方が亡くなられた。

 今回の雨の強さと時間的な長さも尋常なものではなかった。朝5時頃から、午後4時過ぎまで続いた。従来岩木川の氾濫が最も影響大と思いがちだったが、今回は大小支流の増水が原因と書かれている。
 私の職場「あうん」の敷地に入るためには、農業用水路を超えなければならないのだが、今回は(実はつい先日もあった)そこが氾濫して、道路を乗り越えてしまった。急遽この日、午後2時30分頃別の事業所で高台にあるクレッシェンドに緊急避難した。また、早く帰宅できる人を保護者に確認連絡。一時間ほど早めに帰宅した。それでも保護者で仕事の関係で急な変更が難しく、PM5時にいつもどおり送る人が二人いた。振替休日であったことで利用者数が少なく、月曜日が休業日の事業所が使えた、思ったほど風は強くなかった。という幸運な麺もあって、何とか切り抜けた。

 東日本大震災で幼稚園のバスが津波に巻き込まれて4人が犠牲になったことは記憶に新しい事故である。事業所の責任者の判断と指示が、その大切な命を守れるかどうかの鍵を握っている。
 どうしても事業所側は、早く保護者に引き渡せば、その責任を免れるという思いが強いのではないかと思うことがある。だから無理してでも、行動してしまうのだろう。
 今回の大雨増水によって岩木川が氾濫しており、川を超えないと帰宅できないという環境上の問題も抱えている。一日で水はかなり引けるのだが、その一日の判断でもある。
 緊急避難的に一時避難所に移動は可能でも、食の確保が次の課題でもある。
 10月6日の「防災訓練」にその課題を重ねたい。
 

青い森 「つがるの木陰コンサート 2013」

2013-09-16 07:00:34 | つれづれなるままに
9月15日(日)14:00~いわき文化ホール「あそべーる」

 新通 英洋氏が指揮をして「しょうがいしゃもそうでない人も共に楽しめるコンサート」を開催されました。

 2008年弘前市で「弘前音楽祭」で演奏されたベートーヴェンの”第九”交響曲に合唱団の一人として参加した自閉症の男性が、新通さんに当てた一通の手紙がコンサートのきっかけとなりました。

 私達障がい者のそばに寄り添う家族は、障がいがあろうとも音楽への楽しみを持っている娘たちに、通常の社会で同じように楽しみを得たいと常々願っています。しかし現実の社会では、「うるさい」という白い目を向けられて来ました。
 新通さんが挨拶の中で「みんなが誰も排除しないで、コンサートを楽しみましょう。いくら大きな声を出してもOK」というメッセージを頂きました。
 私の娘たち二人が車椅子に乗って、コンサートをこうして晴れやかに聞けるのは津軽に来て35年目のことでした。」

 

ブレーメンの音楽隊

2013-09-14 08:48:00 | 私と福祉とであいの旅
9月13日(金)

 読み聞かせのグループ「語りスト・さくら」のメンバーが、昨日ワラハンド・クラブキキ」に活動を紹介に来てくれました。
 あうんメンバーとキキの子どもたちが、ひとときを楽しみました。
 バンジョーの弾き語りもあって、新しい感動でした。メンバーさんの手洗い歓迎ぶりに、読み聞かせもやや霞んでしまった?

 楽しみ方が静かに聞くというものではないので、読み聞かせグループの方々も面食らったかもしれないです。このへんが中々一般のコンサートなどに行くと、一般客から迷惑がられる所以なのです。楽しんでいるのですが・・・。
 

「あうん感謝祭」

2013-09-14 08:43:26 | 私と福祉とであいの旅
 「書を楽しむ会」のメンバーがこの4月から外部講師を招き、学んできた書です。
 楽しく、のびのびと、自由に書くことが、ようやく結実してきました。

 講師は弘前市の西福寺の僧侶・工藤さんと、その支障・藤田さんです。
 作品を渡しも見て、感動しました!

 味わいのある良い書でした。

草木染め

2013-09-12 06:44:29 | サイクリング
9月11日(水)

 東日本大震災から2年半が経過した。瓦礫は撤去されても、復興は中々進まずである。福島原発をはじめとする近代科学の粋を集めながらも、いったん事故が起こればとんでもない修羅場となるという現実。反映どころかその風評被害も含めて、人々の生活が破綻して苦しみが続く日々。先例を見ながらも、懲りない政治家。
 
 さて、稲刈りが始まりました。コオロギがチロチロと朝夕啼き通しです。収穫の秋、私どものお借りしている栗畑の栗が落ち始め、昨日収穫した一番果実を頂きました。
 今月29日(日)社会福祉法人 抱民舎の「感謝祭」というイベントが開催されます。
 その作品展に出品する作品として、今外部講師らの指導のもとに「書道」「草木染め」などの制作活動が進んでいます。
 昨日は「草木染め」の作品が出来ました。一部は販売されるようです。ちなみにこのグリーンの作品は、藍とマリーゴールド染めです。
 楽しみながら制作する芸術活動、それはとても人生の日々に大切な活動だと思います。
 今朝のNHKラジオ深夜便で、私達が親交を温めている「岩木山しらとり農場」の白取克之さんの「東北管弦楽団」の演奏会の紹介を聞いていました。来年2月に私達の住んでいる地域での旗揚げ公演が予定されています。
 白取さんも宮沢賢治を意識して、音楽を始められたようです。チェロを演奏するようになったのは、賢治童話からのようです。「農民芸術概論」のお話もされていました。
 
 序論

……われらはいっしょにこれから何を論ずるか……

おれたちはみな農民である ずゐぶん忙がしく仕事もつらい
もっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい
われらの古い師父たちの中にはさういふ人も応々あった
近代科学の実証と求道者たちの実験とわれらの直観の一致に於て論じたい
世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する
この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか
新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである
われらは世界のまことの幸福を索ねよう 求道すでに道である

 来年2月の旗揚げ公演では、ドボルザークの「田園」などを演奏されるとのことでした。北海道管弦楽団の主宰者、指揮者・牧野さんも来弘し、バイオリンの演奏をされるようです。
来年の演奏会が楽しみになりました。