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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

千葉の秘境探検と「千草」の未舗装路デビュー!

2011-07-19 23:47:10 | 遠乗り道中記(「千草」編)
 梅雨も明け、とても暑いですが晴天の日が続いていますね。それまで気分が鬱々としていた反動もあってでしょうか、何処かへ走り出したい、そんな衝動に駆られてしまいます。この日も、朝から抜けるような青空でした。別の用事もあるにはあったのですが、空を何とは無しに見上げていたら居ても立っても居られなくなり(笑)、「千草」で出撃することにしました。

 これまで舗装路でしか乗用してこなかった「千草」ですが、実は以前から千葉の秘境と呼ばれる場所を訪れる計画を温めていまして、同時に未舗装路の初走行も果たそうと目論んでいました。そしてこの度、無事に未舗装路デビューを果たすことができました!

 秘境探検の秘密兵器(謎)をトップケースへと放り込んだら、管理人定番の経路であるうぐいすラインから国道409号を右折し、ツーリングマップルで快走路となっている舗装林道へと入ります。


<1つ目の丹原林道の起点。似たような画像が続きますが、管理人の覚書的要素が強いので、ご容赦の程を…>

 適度に曲がりくねった道も然ることながら、何度も繰り返される日向の草木の熱れと鬱蒼とした木陰とが五感を刺激し、否応も無く夏らしさが強調して感じられるのがまた爽快ですね♪


<ふと上を見上げると、柔らかい木漏れ日が…>

<2つ目、音信山林道の起点>

<3つ目は万田野林道です>

 ここまでは全て舗装林道です。暑いながらも快走していくと、このような分岐へと出ます。


<左側の道、上り坂の先には…>

<大福山展望台>

<房総の自然の豊かさを改めて実感できる、展望台からの眺望♪>

 実はここまで、2008年秋に同僚H氏と行った房総の魅力再発見ツーと全く同じ経路を辿っています。お気付きの方は恐らくいないでしょうが…(汗)。そして、前回は幸いなことに未舗装路と遭遇しなかったのですが、今回は先の分岐点まで戻り、右側の道を下っていったところ…。


<ご覧のような未舗装路が出現!>

<さあ、意を決して進みましょう!>

 あの分岐が、文字通りの運命の分かれ道だった訳です。

 「千草」での未舗装路の初体験は、恐る恐る両足を出しての極低速走行で、それはそれはみっともないものでした(恥)。以前、DT125Rで未舗装林道を走行した時は、もう少し増しだった気がするのですが…。

 さて、気を取り直して、本日最大の目的地である秘境へと向かいます。1つ目の秘境、それは一部のオフ車乗りの間では有名らしい、T秘境と呼ばれている場所です。

 ところで、何故頭文字で呼ばれているのでしょう?以前、雑誌や掲示板等でその場所が公開され、自然が荒らされたからであると真しやかに言われていますが、それが本当なら大変悲しいことですね。管理人は、そのような理由で情報の統制がされたり、或いは「秘境」という言葉だけが独り歩きをして興味本位で訪れる輩が増えることに違和感を覚えます。当ブログでは、これらの秘境を訪れる個々人の良識に呼び掛け、節度を守るように訓戒することの方が健全であると考え、本来の名称を明かすと共に、自らの行動に責任を持つことを改めて喚起していきたいと思います。

 それでは、T秘境改め高宕渓谷へと参りましょう!尚、渓谷へ向かう道は途中から未舗装路となりますが、オンロード車では少々厳しいかも知れません。


<高宕渓谷への入り口である、有名な素掘りの隧道>

 ここで、秘境探検には欠かせない秘密兵器(笑)の登場です。


<この日のために前以て購入しておいた長靴(笑)>

 秘密兵器を装備したら、愈々高宕渓谷へと足を踏み入れます!


<さあ、出発です!>

<隧道を抜けて暫く進むと、道が川の中で途切れています>

<更に進むと、小さいながら滝がありました>

 こういう難所を越える際に、秘密兵器が活躍する訳です(笑)。


<3段の滝>

<少し開けた場所の左手には…>

<なだらかな岩肌を流れ落ちる、優雅な滝がありました>

<同じく右方向の眺め>

 まだまだ先へと渓谷は続いていますが、少々狭く険しくなってきたので、この辺りで引き返すことにしましょう。来た道を戻り、「千草」の元へと辿り着いたら、次なる目的地であるS秘境改め関の犬岩を目指します。


<川の流れは先の高宕渓谷より緩やかですが、こちらの方が渓谷の広さと高さがありますね>

<苔生した懸崖の上から落ちる幾筋もの細い滝が、大分の由布川渓谷を彷彿とさせます>

 川岸や川床は高宕渓谷よりも歩き易いですが、ここでも秘密兵器は大活躍♪目指す犬岩は割と近くにありました。


<これが犬岩、どの辺りが犬なのかは分かりません…(汗)>

<浸食で括れた岩の上には、木が生えています>

 実は、現場では気が付かなかったのですが、帰宅して撮影した画像を見ていたら、下の画像が犬の顔のように見えました。


<閉眼した犬の横顔、…に見えてきませんか?>

 以前から気になっていた千葉の秘境を訪れることができ、「千草」での未舗装路デビューも無事に果たすことができました♪

 次回以降の課題は、管理人の未舗装路走行の腕前を磨くことですね…。

本日の走行距離:229km

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (almina)
2011-07-20 19:52:59
こんばんは

房総は訪れるたびに、道自体に発見がありますよね。

私のTDMでの初ツーリングは養老渓谷でした。
路肩に雪の残る12月のある日、その「分岐」を右に行ったんです。

フラットとはいえズルズルドロドロのダートに、道幅いっぱいのアイスバーン・・・
いや~、楽しかったなぁ(汗)
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Unknown (とんぼ玉)
2011-07-20 22:36:39
alminaさん>

こんばんは。

あの道をTDMで走られたのですね。而も、初ツーリングの上に泥濘って氷結までしていたら、管理人なら間違い無く千葉が嫌いになっていたことでしょう(笑)。

梅村氏>

毎度です^^

オフは転倒する位走り込んで初めて運転技術が向上する、頭では理解している心算なんですが…。一昨年のオールラウンドオフロードライダー塾での経験は、既に身体が忘れてしまっていますね(汗)。

>ハンドルをしっかり握って抵抗
良い助言を頂きまして、有難うございます。せめて、身体が走り方を忘れてしまわない位の間隔でオフ走行をし、実践したいと思っております。
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Unknown (梅村 丹八)
2014-05-18 17:10:09
毎度です~梅村です^^

千草嬢のダート+ゴム長デビューですね(笑)

GTXブーツでもカバー範囲までなら水に入れますが、オフ走行には不適ですねえ、、、
消耗すると激しく勿体無いです。

オフではコケてナンボですので転けて経験を積んだほうが良いとは思うのですが、、、、

「ハンドルが切れた状態」ではじめて転倒に至る。
と云うのがアタシの教わった事です。
ので、力みすぎない程度にハンドル(グリップ)をしっかり握って抵抗してください。
大抵は何とかなります(笑)

2011.7.20-21:00:11
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