つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信975号 小さな実践が大きな可能性を

2018年12月11日 | 抱っこ通信

鹿児島療育ツアー(九州ツアー)の伊佐市での最後は、伊佐市子ども発達支援センターたんぽぽでピカリンコンサート。

今日は親子20組。お父さん、お母さん、おばあちゃん、先生とつながりあそびです。

毎年、先生たちのサポートが痒いところにも手が届くようで、子どもたちも親さんたちも安心して遊べます。

日常の療育を通して子どもたちや親さんとの信頼関係が築かれていることが感じられます。

 

リクエストあった『元気いっぱい』からスタート。

親子で、そして先生と🎵元気いっぱいおはよう🎵と歌い交わしました。

親子で、両手、おでこ、両足、ほっぺ、おへそとくっつけ合って、『くっついた』のペープサートあそび。

次になにが出てくるか興味

 

津々。🎵おまじないパッ🎵も大きな声で叫んでいました。

次は『だるまさんが大変身』。2回目に立ち上がってうさぎさんになったり、カエルさんになったり。

 

『ぞうさんれっしゃ』にのって遊園地に遊びに行きました。

「ジェットコースター」「コーヒーカップ「ウォーターシュート」に乗って大騒ぎ。親さんたちは腹筋が痛かったようです。

遊園地ごっこの最後は絵本館。絵本あそび『オレ、カエルやめるや』みんなで歌って、真剣に見ていました。

前日の年長児交流会に参加したRくん。「この会場を出たら🎵おいらカエルやめる🎵の歌を絶対歌ってはいけないよ」の約束を守って

いて、みんなが歌ったことに不思議がっていたようです。可愛いね。

 

『トントントントンひげじいさん』と『夢わかば』を歌ってお終い。

 

16年前、たんぽぽの5周年記念コンサートに呼ばれて、初めて伊佐に入って以来、つながりあそびを親子で、子どもたちと、先生た

ちの研修で楽しんできています。そのつながりあそびの輪は保育園、幼稚園、子育て支援センターにも広がっています。

子育てにやさしい町日本一をめざす伊佐市のバックアップも大きいのです。

それ以上に、たんぽぽの仲間たちの療育の実践が、子ども自身が持っている大きくなりたいという思いを実現することにつながってい

ることに尽きるかなと思います。

 

 

さて、たんぽぽ終了後、今年もこうだいくんに会いに行きました。今日は彼の10歳の誕生日。

『誕生日って』で🎵こうだいくんが生まれてきたこと感謝する日🎵とお祝いです。

次は、お母さんからこうだいくんへの誕生日プレゼント、絵本『オレ、カエルやめるや』をうた入りで読み聞かせしました。

今、私たちが大事にしている絵本がこうだいくんのそばにあったことにビックリ。こうだいくんもからだを振るわせて喜んでくれまし

た。

最後は『夢わかば』。今度はじっと聞き入っていましたよ。

 

正直、彼の感情表現はよくわからないです。お母さんに伝えてもらうことを通してしかわからなかったですが、今回はなんとなく心の

交流がちょっぴりできたのかなと思いました。

「4月にこうだいの(訪問学級)後輩ができたのですよ。こうだい先輩って呼ばれるなんて・・・」。お母さん、嬉しそう。

また、来年も会いに行きます。

 

 

 

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