つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信747号 東久留米ツアー 中央保育園の巻

2016年09月13日 | 抱っこ通信
今週は東久留米市保育園ツアー。市内の公立保育園をまわります。
今年もさいわい保育園を除いてですが、今年で何年目に入っているのでしょうか。
もちろん市役所に勤めている時からあそびに行っていましたから長いです。

今日、13日はちゅうおう保育園。どしゃぶりの雨の中の音響機材搬入は泣けてきます。帰るときは雨が上がっていました。地域の親子さんは、雨が小降りの中を保育園に遊びに来てくれました。帰りは上がって良かったです。

前半は3・4・5歳児とあそびました。
あいさつ歌『元気いっぱい』はすでに生活の中に入っていますから、元気に歌うだけ。
次に5歳児さんと3歳児さんでバディをつくってもらって、『ゴシゴシゴシゴシ』。
『さんぽ』ではストップあそび。うまくストップできなくて座っている友だちを「いっしょに行こう!」と誘う姿にニンマリ。

絵本あそび『だるまさんと』から『おさんぽおさんぽ』。時間がないので少し乱暴な展開だってしまったので、最初は?状態でしたが、回数を重ねるうちに「う~ん ぱっ ピース!」もカッコよくなってきました。
動物園や海や子どもたちのリクエストに応えて公園にも散歩に行きました。

毎年、東久留米ツアーでは新しいダンスを覚えてもらいます。
今年は『大きくなるんだ』。
1回しか踊れませんが、CDを各園にプレゼントしてきますが、後は先生にお任せするしかありません。

最後のあそびは子どもたちお待ちかねの『ダルビュッシュ』を年齢別に。
もちろん、5歳児さんたちは保育の中でも遊んでくれています。
1回目はルールを確かめる意味でもゆっくりと全員が簡単にゴールできるようにしながら遊びます。

2回目は「本番!」を言いながら「ダルビュッシュ!」や「ダルダルソース!」も加えていきます。
子どもたちは失敗しても嬉しそうにスタートラインに戻っていきます。

が、ひとりだけ、先生の傍でぐずっている子どもがいました。Hくんです。
1回目の『ダルビュッシュ』の時でも何回も失敗してしまって、最初のうちはスタートラインに戻っていたのですが、そのうち戻らなかったHくんです。

『ゴシゴシゴシゴシ』の時から、なかなか友だちと手をつなげず、先生がいつも傍にいた子どもです。
そういう子どもはすぐにわかりますからマークしておきます。
あそんでいる友だちの中に入ったり、入らなかったり、いろんな姿を見せてくれますからね。
もちろん、Hくんだけではないのですが。
最近は、どこの保育園でも増えているようです。

先生が私の隣で、両手を前に出して「ゴール役をやろうよ」というように誘うと、Hくんいきなり両手を前に出したかと思うと「だるまさんがころんだ!」言いました。私も先生もびっくりしてしまいました。
次は大きな声で「だるまさんがころんだ!」。
何回後、先生に促されて「ダルビュッシュ!」も入れてリーダーをやってくれました。
以前、話を聞いていた、福井県のHくんのことをすぐに思い出しました。


後半は地域の親子と乳児さんとあそびました。
いきなり絵本あそびの『ねないこだれだ』からスタートです。
絵本あそびは集中してもらえますからね。
♪時計がなります ボンボンボン♪の後に、地域の親さんにお子さんの名前と、夕べ何時頃に寝付いたのかを聞きます。
次もボンボンボンまで歌って、違う親さんに再び子どもの名前と寝付いた時間を聞きながら進めていきます。

今日の子どもたちは8時から9時頃が多かったです。
「夜中に目を覚まさすことなかったですか?」と聞いて、「私は毎晩、夜中に目が覚めますよ・・・トイレで」と。
ま、地域の親さんたちは保育園に来るだけでも頑張っていますし、緊張していますからね。

次は、東久留米では定番のあいさつ歌『おはようのうた』。
手をたたいたり、のびのびしたり、床をたたいたり、大声出したり、笑ったり、くすぐってもらったりと子どもたちの様子を見つつ、2回づつくり返しながら歌っていきますが、「お は よ う 」がとっても上手で元気いっぱいでした。
もちろん、元気いっぱいに泣いている0歳児さんもいましたが。

これだけ元気ならば『だるまさんに大変身!』。
ペプサートをよく見てくれましたので、2回目はうさぎになったり、かえるになったり、ライオンになったりと動き回って遊びました。

さらに今度は『さんぽ』の歌をうたいながら、途中でいろんな動物さんが出てきて、一緒に散歩に行くように物語風に話を進めてあそびまわりました。

最後は『夢わかば』。地域の親寒気なんですが、乳児さんたちもしっかりと聞いていましたよ。


終わった後の園長先生との話。
「いつもは友だちの中で遊べなかったり、体操しない子どもが、どういうわけかピカリンが来るときは一緒に遊んでいるんですよね」と。
「今度、研修会をやりましょうよ」と私。
「そういう要求も出ているんですけどね。話を聞くだけの研修ではなくて」。


先週の金曜日の7日に行ったはちまん保育園でもだいたい同じプログラムであそびました。
ここのホールはちゅうおう保育園よりも少し狭いですが、『でんしゃでゴーゴーゴー!』などで思い切り走りましたよ。


東久留米市の保育園にはたくさんの歌をつくらせてもらっています。
今週はその曲を紹介しようと思っています。
はちまん保育園でも5歳児組には『ひまわり』。4歳児組には『コスモス』。2・3歳混合組には『なのはな』とクラスの名前の歌を作ましたが、創作した時代は歌っていたようですが、先週、聞いて見たら先生たちも知っていませんでした。ま、こんなもんですかね。

今回紹介するのは、2008年に創作した『夢育て ~みんなで手つなぎ 大きく育て~』です。
CDブック『ドドーンと ヤッター!』に収録されています。
2011年3月をもって44年間の歴史を閉じられた上の原保育園の40周年記念に創作した曲です。
40周年記念実行委員会のテーマが曲のタイトルになりました。

きっと、このテーマは上の原保育園だけでなく、東久留米市の公立保育園の保育を表すものだと思います。
子どもを真ん中に、子どもたちに徹底的に寄り添いながらの共育て、共育ちの保育です。

かわいい手話が付いていますよ。

コメント
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