幾つ寝るとお正月・・・・、は子供の頃に歌ったが、今は幾つ明けるとお正月・・・・といった気分で、静かに2015年を迎えた。
旧年は、身内に不幸が続いたので、新年はストレスの少ない年を期待して「新年もどうぞよろしくお願いいたします。」と四方八方に頭を下げた。
元旦は少々の降雪だったので、そのまま除雪をせずに、今朝になってから今朝の雪と合わせて初除雪をしたが、身に応えるほどの雪の量ではなかった。
昔、2日は「初売りの日」で、初荷の荷車やトラックが賑々しく往来し、正月気分を盛り上げた。今は、門松や締め飾りもチラホラで、自動車のフロントに締め飾りを付けて走る定番の光景を見ることはなくなった。
今朝は、摂氏-20℃近くまでに冷え込んで、日中でも-10℃くらいだったので、典型的な旭川の1月だと思った。
こんな気温の時に降る小雪は、サラサラッのアスピリンスノーで、黄昏れて暗くなり出すと車のライトに照れされた粉雪は、ダイヤモンドダストのように見える。
こんな気象条件の場合は、ライトピラーが見えるだろうと、期待しながらの自宅へ向かう帰路で、まさしくその幻想的な光景に遭遇した。
スキー場の夜間照明が小雪をオレンジ色に染めるだけの夜空も美しいが、ライトピラーが丘越しに立ち上がる幻想的な光の柱のパノラマは格別なのだ。
路肩に車を止めて興奮状態でパシャリとしたが、対向車の車のライトも光線の柱付きで向かって来た。この一瞬を逃してはと焦りながらのiPhone撮影はこれで限界か。
ひと冬で何度も見ることが出来ないが、年始めに見ることが出来る初ライトピラーとの出会いはラッキーな気分だった。
今年は初から縁起が良いと思うことにした。
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