筑波大学硬式野球部のブログ

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2017年4月1日 第1節vs日本体育大学①

2017年04月01日 20時16分08秒 | 2017年 春季リーグ戦
こんばんは。

主務の小川です。


昨日もブログで告知をさせて頂いておりましたように、
本日より、春季リーグ戦が開幕しました。


第1節・日本体育大学との大事な初戦。

日本体育大学との試合はいつも僅差の試合になる印象を、
私は感じておりますが、本日も僅差で競った試合になりました。

その試合を振り返ってみます。

両チーム、エースが先発のマウンドに上がり、序盤3回を共に無失点で抑えます。
筑波の先発大場遼太郎(体育4・日大三)は、ランナーを一人も許さないピッチングを見せますが、
打線も相手投手に安打1本のみで抑えられます。

3回裏の攻撃については、先頭の7番佐藤史龍(体育4・習志野)がショートの頭を越えるレフト前ヒットで出塁し、1死ランナー2塁まで進めますが後続が続かず、得点が出来ません。

緊迫した展開で試合は進んでおりましたが、
4回表の日本体育大学の攻撃、
1死からソロホームランを浴び、均衡が破られます。

4回裏も3者凡退で抑えられると、5回表2死から7番打者にまたもソロホームランを浴び0-2と点差を広げられます。

その後の両チームの攻撃は無得点が続きます。


8回裏の攻撃で試合は大きく動きます。
本日2安打の7番佐藤が1死から四球で出塁すると、
ベンチが動き、代打に細川諒太郎(体育4・弥栄)を送ります。

細川は3球目のストレートを振り抜くと、打球はライトポール際へ吸い込まれ、
値千金の同点ツーランホームランとなります。

相手ペースで進んでいたゲームをこの一振りで振り出しに戻し、
筑波は息を吹き返します。


9回表の守り、1死から出塁を許すと、
未だ続投している大場は俊足のランナーを牽制で釘付けにし、
最後は巧みな牽制でランナーを刺します。
その後、2死ランナー2.3塁のピンチを迎えますが、
粘る打者に対して7球目、
大場の渾身のストレートで相手打者のバットは空を切ります。

8回裏の同点劇に加え、9回表のピンチを抑えて勢いに乗る筑波の攻撃。
1死から3番中島準矢(体育3・鹿島)が打った瞬間抜けるとわかる痛烈な打球で
左中間にツーベースを放ちます。

続く打者は4番種子島大輝(体育3・膳所)。
昨年から、ここぞの場面で期待通り仕事をしてくれる選手が打席に立つと、
筑波のベンチ・スタンドのボルテージは今日一番の盛り上がりを見せます。
種子島は相手投手が投じた初球を捉えると、打球はレフトへぐんぐん伸びていき
レフトの頭を越え、中島が生還。

このチームの公式戦初戦を劇的なサヨナラ勝利で収めることが出来ました!

ここまで、無安打であった3番4番でしたが、
勝負どころでは昨年から相変わらずの勝負強さを発揮してくれる頼もしいコンビです。

先発大場も、寒空の天候に恵まれない中でのマウンドでしたが、
得点を許した回以外は、危なげないピッチングで試合を作ってくれました。

やはり、今日の試合を振り返るにあたって、忘れてはならないのは細川です。
この日放ったホームランが、なんとリーグ初安打。
このリーグ戦のキーマンになってくれるのではないかと期待大です。

このような試合の記事を書いていると、
試合で目立った活躍をした選手ばかりがクローズアップされてしまいますが、
堅い守備で大場をバックアップした野手陣のプレー、出場選手をバックアップするベンチで控える者、そしてスタンドで声を枯らして自慢の応援を繰り広げるベンチ入りは出来なかった部員と、遠方から遥々お越しいただいている父母の方々やOB、関係者の皆さまで一体となって掴み取った1勝だったのではないでしょうか。

本日は、劣勢の展開から逆転劇で勝利をものとする幸先の良いスタートを切ることが出来ましたが、まだまだ先は長いリーグ戦です。


月並みではありますが、一戦一戦を大事に、勝ちにこだわって
明日も戦ってまいります!


本日のランニングスコアです。
日 000 110 000  |2
筑 000 000 021x |3


明日の試合は、
本日と同じくバッティングパレス相石スタジアムひらつかにて
9:30より試合開始です。

是非、球場までお越しいただいて、勝利の瞬間を共にしましょう!


p.s. ユニホームが新調されましたので、こちらもご注目ください。


主務 小川裕太朗


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