波図鍔 古金工
波図鍔 古金工
山銅を奇抜な形状に仕立てている。象嵌は銀の球。この作では、比較的浅い処理がなされているようだ。周囲を寄せる処理もさほど強く施されていないように見える。波も、良く見られるような高彫と鋤彫を駆使したものではなく、蹴り彫りとも呼ばれる古代の毛彫に似ており、金工としてはちょっと流れが異なっているのではないだろうか。それが故に露象嵌の処理も異なっているのかもしれない。室町時代後期。90.5ミリ。
波図鍔 古金工
山銅を奇抜な形状に仕立てている。象嵌は銀の球。この作では、比較的浅い処理がなされているようだ。周囲を寄せる処理もさほど強く施されていないように見える。波も、良く見られるような高彫と鋤彫を駆使したものではなく、蹴り彫りとも呼ばれる古代の毛彫に似ており、金工としてはちょっと流れが異なっているのではないだろうか。それが故に露象嵌の処理も異なっているのかもしれない。室町時代後期。90.5ミリ。
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