福神図鍔 (鍔の歴史)
福神図鍔 東都住弘壽(花押)
赤銅石目地高彫による、七福神の内の寿老人と恵比寿を題材に採った作。正確で精巧な高彫表現は水戸金工の特徴の一つで、その背景には奈良派に学んだ技術がある。人物の表情が素晴しい。寿老人は人の寿命を管理しているといい、それが記された巻物を広げている。恵比寿は自らの長寿を知り得たものか、両者は笑みを浮かべている。とにかくその表情がいい。高彫の程度はわずか4ミリに満たないにもかかわらず立体的で、奥行き感が生じており、動きもある。細部の描写も優れている。73ミリ。
福神図鍔 東都住弘壽(花押)
赤銅石目地高彫による、七福神の内の寿老人と恵比寿を題材に採った作。正確で精巧な高彫表現は水戸金工の特徴の一つで、その背景には奈良派に学んだ技術がある。人物の表情が素晴しい。寿老人は人の寿命を管理しているといい、それが記された巻物を広げている。恵比寿は自らの長寿を知り得たものか、両者は笑みを浮かべている。とにかくその表情がいい。高彫の程度はわずか4ミリに満たないにもかかわらず立体的で、奥行き感が生じており、動きもある。細部の描写も優れている。73ミリ。
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