ユキノシタ図鐔 加賀象嵌
ユキノシタ図鐔 加賀象嵌
日蔭の湿ったところにひっそりと花を咲かせるユキノシタや大文字草。その華奢で繊細な花の様子を平象嵌で表現している。赤銅地に金の平象嵌を加え、葉の表面にある細かな毛の様子は、葉脈と共に質感として微細な点刻で表している。線描に平象嵌、色の濃い朧銀地での平象嵌と様子を違え、金の一部に光沢の強い真っ白な金属を散しているのが新しい。この部分が変色していないので、金のように腐食しない金属を用いたと推考される。分析していないので不明だが、頗る面白い。何と言っても図柄がいいのだ。
ユキノシタ図鐔 加賀象嵌
日蔭の湿ったところにひっそりと花を咲かせるユキノシタや大文字草。その華奢で繊細な花の様子を平象嵌で表現している。赤銅地に金の平象嵌を加え、葉の表面にある細かな毛の様子は、葉脈と共に質感として微細な点刻で表している。線描に平象嵌、色の濃い朧銀地での平象嵌と様子を違え、金の一部に光沢の強い真っ白な金属を散しているのが新しい。この部分が変色していないので、金のように腐食しない金属を用いたと推考される。分析していないので不明だが、頗る面白い。何と言っても図柄がいいのだ。
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