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イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

ロエーロ アルネイス 2012

2014-09-15 10:26:57 | ブログ

Roero_arneis2012_2 17番目のイタリアワインはロエーロ アルネイス 2012です。このワインは一番安心して味わうことが出来ました。このワインは去年の課題のワインでした。事前に飲んでいたのではっきりと解ったワインでしたが。アルネイスを書き忘れて不正解になりました。しかし、飲み進めても去年の印象がちっとも思い浮かびません。悪いことに今まで飲んだワインの印象と、ごちゃごちゃになって、混乱しそうになり。美味しいワインを味わうことに専念する。何となく印象をクレジットしたつもりになって、白ワインを終了します。


チロ ビアンコ “レス デイ”2012

2014-09-14 08:02:29 | ブログ

Ciro_bianco2012 16番目のイタリアワインはイッポーリト社のチロ ビアンコ “レス デイ” 2012です。フルーティーな香りにちらりとハーブの香り。構成力は強くはないものの、バランスのよいほんわかした果実味と輪郭がすっきりと描かれた柔らかな酸。もう少し構成要素が在ってもいいような気もしますが。シンプルに構成されているからこそ、このワインの良さがあるような気がします。十分に美味しいと感じますが、もう一捻りが欲しいとも感じます。


リヴィエラ リグーレ ディ ポネンテ “レ チカーレ”2009

2014-09-13 09:51:33 | ブログ

Vermentino2009 15番目のイタリアワインはプライエ社のリヴィエラ リグーレ ディ ポネンテ ヴェルメンティーノ “レ チカーレ” 2009です。このヴェルメンティーノは鉱物的な熟成香が付いています。これと似たような味わいは、夕張の日帰り温泉“夕鹿の湯”の温泉水です。塩味とタールのような味わいがあります。このタールのように感じる香りと味わいが全体を覆い尽くしているので、フルーティーな香りと味わいはどこかに飛ばされたような状態になっています。しかし、いやな感じがする訳ではありません。そこが不思議な感じがします。それにヴェルメンティーノらしく柑橘系の味わいと香りはしっかりしています。はっきり解るのはオレンジピールとレモンのさやかな香りです。


コッリオ フリウラーノ 2012

2014-09-12 10:10:45 | ブログ

Colli_friulano 14番目のイタリアワインは、コッラヴィーニ社のコッリオ フリウラーノ 2012です。フリウリ-ヴェネツィア ジュリア州は重複を含め8つの原産地呼称があります。ブドウ品種はほぼ同じような構成になっています。その中にあって、コッリオ ゴリツィアーノ(もしくはコッリオ)が一番恵まれた原産地と言われています。
フリウリのワインリストを作りにあったっては、生産者の知名度を優先し試飲している段階で満足したために、コッリオをろくに見もせずに作りました。そのような経緯があり、改めて真正面に向かい合うと、しみじみと美味しいワインだな、と思いましいた。 輪郭のくっきりした白桃、琵琶、白い花の香りに、隠れるようにハーブの香り。張りのあるふっくらした果実味に、ライムやマンダリンのような酸が寄り添うように余韻まで心地よく続きます。
もう少し売れるようになったら、コッリオ ゴリツィアーノのトカイ フリウラーノを加えたいと思います。


ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ スペリオーレ “ブッチ” 2012

2014-09-11 10:23:06 | ブログ

Verdicchio_bucci 13番目のイタリアワインはヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ スペリオーレ “ブッチ” 2012です。このワインの香りは、前日のフィアーノと同じナッツ系のワインに分類しています。しかし、酸の感じ方がフィアーノはグレープ フルーツ、ヴェルディッキオはポンカンといった感じだと思います。このワインは酸と果実味のバランスがいいと思います。柔らかく奥行きがあり陰影に富んでいて、ナッティーな香りにそれに伴うオイリーな感じには、上質感があります。多分じっくり飲むのは初めてだと思います。今はトレヴェネツィェのワインに集中しようと考えているので、導入することはないと思いますが。ヴェルディッキオの魅力を上手に表現したワインだと思います。