春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

幻の荒川起点の碑、

2019-01-05 21:49:02 | 山に登れば


1月2日、荒川の上流、入川峡谷をハイキングしたのですが、
入川渓谷に入る道、秩父市から来れば、
道の駅おおたき」に、前回投稿した金田一春彦氏の石碑が、
ここにもあります。

どちらも雁坂峠を今立っている場所から詠ったものですが、
雁坂峠は「日本書紀」にも登場し日本最古の峠といわれ、
三伏峠(南アルプス)、針ノ木峠(北アルプス)に並んで、
三大峠と言われ、甲州と秩父を結ぶ重要な交通路だったそうで、
そんなこと知らず、雁坂峠、どこに見えますかと、
あちこち、聞き歩くわけです。

昨日(4日)笠取山に登り、雁坂峠を眼の前にしたので、

金田一晴彦氏の碑も、陽の目を見ることはなるのですが・・。

 

碑の傍に土産屋さんがあり「郷路館」の屋号も金田一さんが、
名付けをしたのだといいますから、歴史がありますね!

 

荒川起点の碑を見るのに、
勾配緩和のループ橋(雷電廿六木橋)を、くるり。

 

左手に滝沢ダム・奥多摩もみじ湖が見えました。
車を降りることになるのですが、

12月25日は、昨日より寒く、
見に来た夫婦の犬の散歩姿、
あっという間に見えません。


 

 

と、街道に戻って、入沢渓谷の小さい看板の指示で、
扇屋山荘左にして、狭い道を進んでいけば、荒川起点の碑。
前回はここまででした。

 

十文字峠方面に・・

 

昭和23年から45年頃まで、山林伐採に使ったトロッコ線路が・・
半世紀経って、浸食されていたわけで・・

 

 

 

 

 

 

 

調べではここに「荒川起点の地」があるはずでした。


 

 

崩落している赤沢谷との合流地点、
渡る橋も崩れ落ちています。

 

 

いくら探しても、探せません!
もう帰ります。上流はまだまだ続いています。
「ここは、荒川の一滴ではないし・・」
碑を捜せない自分にかけた、つぶやき・・
が、すごすごと帰る後ろ姿が見えます。

 

 

 

 

帰り道、看板に12月中旬から4月中旬まで、通行禁止。
なら、入り口に置いとけっ・・と、
腹の中で、でかい声が・・
つい 八つ当たり?


なが〜い荒川起点の碑、幻に終わりましたが、
それもロマンです!
見えなかった川のニンフ、瀬音は聞かせてくれた、
それだけで満足です!


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2 コメント

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Unknown (pu)
2019-01-05 23:36:45
太田節三さま、今年もよろしくお願いいたします。

真冬でも渓谷に出かけたりされて素晴らしいなと、photoを見せて頂きながら、いつも思ってます。

私には到底できそうもない山歩き、神社仏閣など
今年も楽しみにブログで見させて頂きたいと思います。
ご無理の無いように、トレッキングは進めてくださいませ。
よろしくお願い致します。
返信する
体調に気を付けます。 (とよ)
2019-01-06 06:09:36
おはようございます、puさん。
今年もよろしくお願いいたします。

冬の峡谷に入ると、いつも写真映りのいい、
榛とか夏とか秋だったらいいのにな、と
思いながら、ついつい出かけてしまいます。

無理の聞かない年代に入っていますので、
私も十分気を付けて、出かけたいと思います。
puさんも、体調には気を付けてくださいネ!

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