春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

鬼気迫った鑿裁き。

2022-05-27 23:21:03 | 房総の彫り物師
山に咲く駒草👆はもっと可憐に見えると思うのですが、箱根湿地花園

寝惚けて朝飯まで45分。
布団の中で、グダグダ。
定番、卵に塩鮭と紫蘇昆布をかき混ぜて、
目が覚めたのは、ベランダの風景。
仕舞い忘れて、踊る狂う雨に、洗濯物が、
シッチャカメッチャカ。



江戸の半ば庶民の生活、
雨乞いや火事から守るのは龍と相場、
江戸の半ばに流行った、社寺の彫刻は、
皆、庶民の生活を守るために彫られたもの・・と。

宗教の精神は別物で彫り物師は、
自由な発想で鑿裁きに、技を競い・・。





江戸の頃の彫り物師の地位は、
物を彫る、職人さん。
佛師は、根付師は、雛師は、宮彫師は、
堂宮の装飾品を作る、腕のいい職人、
けど・・装飾彫刻が流行すれば、
職人も人気商売、技を磨き、
誰にも真似ができない彫り物をと思う・・ウン ‼
そう思わせた武志伊八郎・波の伊八さん、
職人技を超えて、
孤高の彫り物師の厳しい顔が・・。
千葉県いすみ市の飯縄寺の、
欄間3枚と向拝の飾り。








👇紹介誌にあった、内陣の、
欄間の牛若丸と大天狗伝説、


👇は、撮ったファイルの部分拡大です。
空想の生き物とは言え、
鬼気迫る素描力に圧倒されます。
装飾を超え、本尊を差し置いて、

彫り物師の鑿裁きだけが、
焼きついた堂宇の欄間でした。





♬ 👆2枚の転載は、控えくださいますよう ‼ ♫

明日は夏日
夢で聞く、ラブソング
夜中の眼ざめで、消えないように
軽く一杯、
今日も
キリンビールは
350mm





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飯縄寺 いづな てら ②-① 千... | トップ | 心に残つた、北関東社寺 ① ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
飯縄寺 (サッチー)
2022-05-28 10:13:04
とよ様 おはようございまあす。
  
 今日は土曜日、お寝坊さんですか?
ロマンチックな音楽と共にまどろんでいらっしゃいますか? 写真の迫力に私は目がパッチリ見開いています。
凄い!!圧倒される牛若丸と大天狗、波と飛竜、
千葉県にこのような素晴らしい芸術があることを
教えられました。 この迫力で庶民は希望と喜びを
得ましたね。
是非、拝見いたしたく訪問してきますね。
いつも有難うございます。(*^^*)
ゆっくり静養されて下さいね。
返信する
Unknown (とよ)
2022-05-28 21:34:27
サッチーさん こんばんは。
すごい彫刻ですね ‼
ここだけは、見学の時間を割いてもいいかもしれません。
油の乗った頃の彫り師の渾身の技かと、思います。
今日は、群馬に来ています。
ゆっくりするのもう少し後になりそうです。
返信する

コメントを投稿

房総の彫り物師」カテゴリの最新記事