春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

小菅の渓流、15戸の故郷。

2017-11-17 18:30:04 | Extra


                                   向こうは、三頭山(みとうさん・1531m)。

山梨県、小菅村。
奥多摩湖、小河内ダムの上流で720人が小菅川沿いに住んでいる。
大正15年、都心の水瓶、ダムを造るのに、立ち退きを迫られ、
7年間の補償問題に翻弄された村でもあります。
昭和7年、多摩川と、小菅川の合流地点の15戸の家族は、
水没する、田畑に耕作意欲を失い、借金を繰り返し、
塗炭の苦しみを味わって、清里村の開拓事業に入植したという記録があるだけ。

彼らの故郷は、2度と見ることのない、奥多摩湖の湖底に残している。


現在の小菅村。

 


奥多摩湖から、小菅村までは道路は広く、
秋、渓流の紅葉の美しい眺めは、ずっ~と10キロほど。

 

 

 

 


流れる渓流は冷たく、きれいな流れ。
が、奥多摩湖のダムに近くなって、来ると、
アオコの含んだたまり水、
ジャケットには飛びつきたいの色だけど、
湖水の色としては、ネェ~!
この色の補色は「濃紺」なのに!

 


 

 


ケーブルカーの廃止は昭和36年ころ。
小河内ダムが満水になった34年から2年後

 

 

 

 

 

 


月夜見山(1145m)
手前の湖面から上流に、532戸の小河内村の故郷が、
紅葉映す、湖面の下に・・・・。

明日、関東雨だって!
右も左も、前も後ろも杉林。
ダムの傍、六ッ石山(1479m)の1100位、登ったばかり、
足を吊るして休憩するには、ちょうどいい・・・ウン!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする