ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

しまもと環境まちづくりセミナー

2007-09-08 | 環境
昨日より水道配管から水漏れがしていたので、どうしても必要な時のみ元栓を開けることにしました。水道工事に来てもらうまで、汲み置きの水で、歯磨き・洗顔。トイレも小なら、風呂場の残り湯で流すという、省エネ・節水生活です。


おりしも、午後は町環境課主催の環境セミナー初日で、気候変動による地球温暖化問題のお話を聞き、省エネ生活を実践するきっかけにもなりました。

コーディネートのNPO環境市民の本育生さんは「地球温暖化の現状 予測 地域からできること」をテーマに世界や国内で起こっている異変や地球温暖化は南北の不平等、世代間の不平等があることなど具体的事例をもとに話してくださいました。

気候変動により世界的に農作物の不作を招き、自給率の低い(穀物ベースで28%)日本は大きな打撃をうけることや熱帯性の病気(テング熱など)が拡大し健康にも大きく影響することなど、お話は衝撃的でした。

国内でも省エネの取り組みや自然エネルギー導入など市民と自治体が共同して行っていることなどを紹介され、取り組みたい事例も多々ありました。

7日の毎日新聞に、本さんがメルケルドイツ首相講演に先立ち行われたパネルディスカッションにパネラーとして参加された記事が載っていました。

今日のお話にも「ドイツが温室効果ガスの大幅削減に成功しているのは自然エネルギー導入が普及しているから。売電システム(余剰電力を電力会社が高く買ってくれる、月々の電気代が安くできる)があり、国が支援をしているからだ。日本は原子力研究費に使う分を回して活用すれば、実現可能だ」ということを提案されています。

セミナーは講演だけでなく参加者同士の理解や交流を深めるワークショップもあり、楽しかったです。

市民だけでなく環境課職員をはじめ、町の各部署からの参加もあり、環境自治体の一歩が市民と行政とのパートナーシップで始まるのだと思うと、次回も楽しみです。11月まで全6回のセミナーです。

自宅に戻ると配管補修工事は終わり、いつものように水道が使えるようになりました。水を大事にしなくっちゃ。


訂正:自給率(8%⇒28%)

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