約20年間にわたり北海道二風谷でアイヌの人々と暮らしを撮り続けてきた宇井眞紀子さんの写真展「アイヌ、風の肖像」(京都・堺町画廊)を見に行きました。
写真展はアイヌ女性のアシリレラさんファミリーの暮らしを撮ったものです。伝統的な茅葺の家(チセ)に集う人々とアイヌの精神文化を大切にしながら共同生活を送っています。二風谷ダムの建設中止を自然環境を守るためアイヌの人びとが訴えておられることを知っていましたが、アシリレラさんが中心的存在だったのですね。
「大地のものは、いのちあるすべてのもののためにある。
人間だけのもの、国のものはどこにもない」
「『自然を保護する』なんて大それたこと。
だって、人間は自然の一部で自然の中で生かされているんだから」
写真に添えられたアシリレラさんの言葉は深いです。宇井さんの写真は「アイヌ、風の肖像」(新泉社発行)という本で発行されています。
3年前に北海道のべてるの家を訪ねた帰路に萱野茂二風谷資料館に立ち寄り、先住民族であるアイヌの文化・暮らしに触れたことも、写真展に足を運ぶきっかけになったのでしょう。
写真:堺町画廊は土壁の蔵のようなつくり 案内板
写真展はアイヌ女性のアシリレラさんファミリーの暮らしを撮ったものです。伝統的な茅葺の家(チセ)に集う人々とアイヌの精神文化を大切にしながら共同生活を送っています。二風谷ダムの建設中止を自然環境を守るためアイヌの人びとが訴えておられることを知っていましたが、アシリレラさんが中心的存在だったのですね。
「大地のものは、いのちあるすべてのもののためにある。
人間だけのもの、国のものはどこにもない」
「『自然を保護する』なんて大それたこと。
だって、人間は自然の一部で自然の中で生かされているんだから」
写真に添えられたアシリレラさんの言葉は深いです。宇井さんの写真は「アイヌ、風の肖像」(新泉社発行)という本で発行されています。
3年前に北海道のべてるの家を訪ねた帰路に萱野茂二風谷資料館に立ち寄り、先住民族であるアイヌの文化・暮らしに触れたことも、写真展に足を運ぶきっかけになったのでしょう。
写真:堺町画廊は土壁の蔵のようなつくり 案内板