ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

島本町議会新体制は危ういスタート!

2007-06-06 | 議会
役員改選で平井議員(山吹民主)を議長とする新体制となった議会は危いスタートを切っています。

なぜかといいますと、1つは、「大阪府後期高齢者広域連合議会の議員選挙について」という「大阪府後期高齢者広域連合選挙長」から5月15日に通知された文書が1週間遅れの21日に議員にはFAXで文書が届いたことです。

その文書は「5月15日付けで同広域連合議会選挙の告示をしたので、各議員に周知するように」と書かれた告示文書です。他に議員選挙の規則、候補者届出書、推薦書などがありましたが、事務局で閲覧をするように、とFAXさえもありませんでした。

議長就任のあいさつまわりで忙しかったため事務処理と議長決済が遅れたとの理由です。08年4月からスタートする75歳以上の後期高齢者医療制度の保険料決定、賦課決定などに係る連合議会の選挙告示という重要なことが、ほったらかしにされていたなんて、議会運営も先行き不安です。


もう1つは、議長が6月議会に補正予算として、議員調査研修費56万円を、会派代表者会議にも諮らず予算要求していたことです。常任委員会に複数所属することで委員数が8名増え、議員一人当たりの調査研修費7万円、計56万円計上したとのこと。
これも、5月18日の予算要求の締め切り期日前に議長会出席で数日不在のため、会派代表者会議が開けなかったと説明がありました。

そもそも、宿泊を伴う遠距離のところに必ず視察に行く必要はないし、日帰りの視察も調査テーマによっては有りうることです。議会費の増額が本当に必要なのか、研修のあり方も含め検討する機会が必要でした。

議会費について報告を受けた5月31日の会派代表者会議では、自民・民主の議員は常任委員会委員数を増やす条例改正を提案したからには、調査研修費予算も増える事はわかっていたはず、と議長擁護をします。このように、民主的手続きをないがしろにされてはたまりません。


最新の画像もっと見る