ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

口頭審理

2013-11-11 | Weblog
午後2時より、島本町公平委員会第2回口頭審理が開かれ傍聴しました。
元教育委員会生涯学習課職員(青少年人権教育担当)に対し教育委員会がだした懲戒免職処分を不服として公平委員会に申し立てがなされている案件です。14名の傍聴があり、その内10名は議員でした。審理の中で明らかになることを議会としても見届けなければ、と傍聴しています。

処分者である教育委員会側証人として、同じ担当の職員2名の尋問が双方の代理人弁護士により行われました。
その後、申し立て人である教育委員会元職員に対する尋問があり、「出勤簿虚偽記載による無断欠勤については非を認めるが、35年にわたり社会教育の仕事を一生懸命行ってきたにもかかわらず懲戒免職処分は重過ぎる」という主張でした。

証言内容や本人の弁明からして、公務員としての職務専念や届けをださず欠勤したり遅刻したりという規則遵守ができていないことについては、明白になったのではないか、と思います。町や町教育委員会が、そのことを黙認してきたのかどうかが焦点であるのに、申立人側から求められた教育委員会管理職の証人申請を認められませんでした。結局、監督者責任は問われないままではないか、と疑念が残ったままです。今後は最終準備書面が来年1月末にだされる予定です。