24勝0敗、この素晴らしすぎるとしか言いようのない数字、勿論田中将大投手の今シーズンの成績です。38勝4敗、昭和34年の南海ホークスの杉浦忠投手の記録です。田中将大投手の連勝記録が伸びるに連れ、シーズン20連勝の記録保持者の稲尾和久投手の名前が多くあがり、比較を論じたりされている様ですが、私にはこの34年度の杉浦忠投手こそ投手としてシーズン最高の成績を挙げた投手と、少なくとも昨年までは信じて来ました。昭和34年、主に新聞や週刊ベースボールで杉浦忠投手の大活躍を知るのですが、本当に負けない投手だったという印象が今でも鮮明にあります。又実際の投球はオールスター戦や日本シリーズ以外はあまり見る機会はありませんでしたが、華麗な投球フォームから繰り出される快速球と曲がりの大きなカーブが素晴らしかった記憶があります。昭和30年代30勝以上を挙げる投手はある程度いましたが、その内で勝率の高い数字とすれば他には昭和32年度の稲尾和久投手の35勝6敗の勝率0.854がありますが、その年度の投球を見た記憶がない事更にはその勝利数、勝率もあり,最高の数字としては昭和34年の杉浦忠投手の投球しか思い浮かばないものです。
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