昭和42年から53年まで、南海ホークスに在籍した左腕投手です。細身の体の上、全く迫力を感じさせない、腰の捻りの少ないスリークォーターからの投球フォームでした。当然の如く球速、球威には著しく乏しく、更に決め球となる程の威力のある球もありませんでした。残念ながら活躍したとは言えない成績の侭、引退したものです。ドラフト1位で入団していますが、球団は入団当初、この投手にどの程度期待したのでしょうか?どう贔屓目に見ても、中心投手となり得る存在では有りませんでした。右投手に比べて希少価値のある左腕と言う事が、この程度の投手でも、11年間のプロ生活を過ごす事が出来たと思わざるを得ません。現役の投手でもいますが、左投げの利点だけで生き延びた投手と言えるのでしょう。
通算成績 205試合 13勝13敗 防御率 3.41 194奪三振
通算成績 205試合 13勝13敗 防御率 3.41 194奪三振
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