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日米を問わず名選手を紹介。

野間口貴彦

2012-03-27 10:21:54 | Weblog
2004年ドラフトの自由獲得枠で読売ジャイアンツに入団、2005年の初登板から現在に至る右腕投手です。今回朝日新聞の報道により、入団前に200万円を受領、契約金が7億円だったという事が暴露されてしまいました。同じく多額の契約金を受け取った他の選手は、それなりの活躍をしていますが、野間口貴彦投手は、どう贔屓目に見ても、又契約金の額は全く無視したとしても活躍しているとは言い難い選手です。それよりも、何故この程度の投手に対して、7億円の契約金、驚きしかありません。今回彼の名前がクローズアップされましたが、多分これが彼の名前が大きく報道される最後の機会だと思います。彼にとっては悲しいかな、その投球で今後世間を騒がすような事は有り得ないレベルの投手です。2005年、それなりに騒がれて入団した彼の投球を初めて観ましたが、一目でがっかり、所属球団から考えると、ある意味嬉しく思った事をよく覚えています。先ず感じたのは体に力がないという事でした。一応速球投手という触れ込みでしたが、何故か力強さとは無縁の感じに思えました。当時はオーバースロー、後にサイドスローに転向していますが、どちらのフォーム共、腰の回転が不足し、肘にも撓りがない為、二流投手に多く見られる、切れにも伸びにも欠ける球を置きに行っている印象が強いものでした。実力的にはアマチュア止まり、プロ野球での活躍は望めないという投手と言えるのでしょう。それにしても分不相応の金額を手にした訳ですから、プロ入りは大成功とも言えるかも知れません。

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