今日NHKBS放送のヤンキース対レッドソックス戦で、解説の小早川毅彦氏が次の様な話をしていました。彼は特に実況のアナウンサーに問われた訳でもないのですが、現在好調のイチローならシーズン終了時にはひょっとしたら打率3割に到達している可能性もあると話し、アナウンサーから打順が下位の為打席があまり増えない事が影響しませんかとの問いには、これだけ打数が多い時期になったら殆ど関係ないという内容でした。又彼は記憶違いでなければ昨年の多分殆ど同じ時期、打率が0.260台に上がってきた松井秀喜に対しても、今の調子なら3割を狙えると同じ様な内容の発言を、これも又アナウンサーから問われてもいないのに発言していました。因みに松井秀喜の昨年の打率は0.251で終わっています。彼には2割台前半、それもかなり低い打率に落ち込んだ松井秀喜が0.260台にまで打率を上げて来たから、このままの調子だと3割も可能だと思えたのでしょうか?正直元プロ野球選手、しかも打者出身の発言とは思い難いものです。シーズンも約4分の3を消化した時点で0.260台にやっとと言っていいのでしょうか乗せて来た選手が、残り4分の1位の試合数で3分以上も打率を上げる事が可能とでも思っているのでしょうか、甚だ疑問に思えてなりません。次回もう少し触れますが、彼には力の衰えて来た選手が打率を上げるのがどれだけ大変なのか解っていない様に思えてなりません。
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あまり悪いことは言えないので、そのようにリップサービスで発言しているだけなように思います。
マスコミが両者(イチロー、松井)の駄目な所を指摘しない行動と同じで、解説者でも悪くいえないのだと思います。
そういうことを発言して視聴者の気分を逆撫でするよりは
リップサービスでも良い方向で発言し、良いように思われたほうが良いと踏んだのでしょう。
と言っても、管理人さんのように分かる人が聞けば
「つまらんこと言いやがって」「本当に打者出身の発言か?」となりますが・・・。
素人が聞けば
「そうだ! 3割行くぞ!」と応援するでしょう。