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日米を問わず名選手を紹介。

報道の虚実? (3)

2013-03-25 21:56:57 | Weblog
先日のWBC準決勝のドミニカ共和国対オランダの試合を中継したTBSの放送内容に触れたく思います。この試合、ドミニカ共和国はメジャーでも屈指の快速球投手の3人を6回以降のイニングに起用しました。TBSではクローザーのフェルナンドロドニー投手の球の速さに注目というか重点を置き、最速160kmの豪速球が武器という紹介をしていました。確かにフェルナンドロドニー投手は、このWBCでクローザーとして登板の際、素晴らしい投球を続けており、紹介された内容は事実であります。しかし、この3人のリリーフ投手の内、彼だけが特出した球の速さの投手ではありません。少し昨年の3投手の球速の数字を紹介します。先ずは6、7回に登板したケルビンへレーラ投手ですが、何回かこのブログに書きました様に、昨年の最速103マイル、平均球速98.5マイルは両リーグトップであり、100マイル以上計時162回はアロルディスチャップマン投手に次ぐ数字です。つまり球の速さの数値はフェルナンドロドニー投手をかなり上回っております。又8回に登板したペドロストロップ投手も平均球速96.9マイルと、フェルナンドロドニー投手の平均球速96.1マイルを凌いでいます。細かな数字ばかりで恐縮ですが、投手の役割とは別に公平な紹介をして欲しく思います。


写真はフェルナンドロドニー投手です。

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