3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

勝利数と奪三振数(7)

2013-05-07 11:49:31 | Weblog
今回は残りの4人の投手に触れたく思います。左腕投手、かなりの球の速さを誇る川口和久投手は、スライダーを自在に操れる様になってから奪三振率がアップしセリーグの奪三振王に3回輝いています。西口文也投手は抜群の球速がある訳ではないのですが、ストレート、スライダー共に切れは鋭く、2年連続でパリーグの奪三振王になり、細い体、軽い球質と言うイメージよりも三振を多く奪う事の出来る投手かと思います。年齢的にかなり厳しいかも知れませんが、是非200勝を達成して現状14人しかいない200勝、2000奪三振の投手の仲間入りをして欲しいと思います。星野伸之投手はご存知の非常に遅い球ながらも、三振を奪う力はかなりのものがありました。投球回数こそ違うものの、同チームの通算2000奪三振の先輩、梶本隆夫、米田哲也、山田久志を奪三振率では上回っています。彼の最大の特長は、小さなテイクバックの際、左腕を打者の視界から見えない様に巧く隠している点にあるかと思います。桑田真澄投手は抜群の球速や変化球がある訳ではなく、投球術、バランスの良さを利して三振を奪った投手と言えるかと思います。