昨日メジャーリーグのサイヤング賞が発表されました。アメリカンリーグはデビッドプライス、ナショナルリーグはRAディッキーが受賞しました。今回特に興味を持っていたのはアメリカンリーグのサイヤング賞でした。31試合登板、211.2イニング、206奪三振、20勝5敗、防御率2.56のプライスに対して33試合登板、238.1イニング、239奪三振、17勝8敗、防御率2.64のバーランダー、この両者のどちらが選ばれるか物凄く関心がありました。28名の投票結果はプライス153点、バーランダー149点と僅かの差です。プライスは5点の1位票が14、3点の2位票が13、1点の3位票が1、一方バーランダーは1位票が13、2位票も13、3位票が2となっています。28名の記者全員、この2人を3位以内に投票しています。メジャの記者にも矢張り変わり者がいるのでしょうか、1名の記者が今シーズン、クローザーとして予想外の活躍をしたフェルナンドロドニーに1位票を投票しています。流石に同じ先発の他の投手は数字が違い過ぎる為か、数字の比較がしにくいリリーフ投手を選んだ様な気がしています。その記者にしても2、3位にプライスとバーランダーを入れている訳であり、日本プロ野球で多く見られるとんでもないというか信じがたい投票はなかった様に思います。