3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

アンドリューマカッチェン(Andrew Mccutchen) (5)

2012-11-02 11:03:24 | Weblog
アンドリューマカッチェンに似た体型、決して大柄ではなくどちらかと言うと小柄ながら、実は筋肉はしっかり付いているのだろうが細身に見える選手はメジャーではある程度見かけられます。その内その体格の割に長打力があり本塁打をある程度多く放つ事の出来る選手もいます。例えばカーチスグランダーソン、アルフォンゾソリアーノ、アップトン兄弟等はそのタイプかと思います。彼らは恵まれた自身のバネを最大限に活かし、バットとボールがぶつかる衝撃を巧く利用して、打球を遠くに飛ばしている様に思います。田淵幸一の様な揚力をつけて放物線を描く打球とは正反対の、球足の速いライナー性の打球が多い様に思えます。しかしその体格のせいか基本的なパワーでは大型選手に劣る為、どうしても多少無理をしてのスイングが多く、必然的に打率はあまり上がっては来ません。前述の彼らとマカッチェンを比較すると、マカッチェンの方が肘の開きの少ないコンパクトなスイングをしている様に思えますし、柔軟性に優れているのか思い切ったスイング以外も出来ているかと思います。しかしあの体格ですから、変にと言うか身分不相応に本塁打が出るのは危険な兆候かと思います。どうしても本塁打の魅力にとりつかれ粗さの目立つ危険性がありますので、マカッチェンには本塁打を打ってもせいぜい30本位に留まる様な打撃を心がけて欲しく思います。