3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

長池徳士(徳二)(2)

2011-02-21 21:57:26 | Weblog
今回は長池徳士選手の通算成績に触れたく思います。昭和40年代強くなった頃の阪急ブレーブスは、私の好きなチームの一つでした。その内でも、かっての球速に明らかに陰りを見せていた米田哲也、梶本隆夫と異なり、長池徳士、加藤英司、福本豊、山田久志等は正しくこの年代に台頭して来た選手で物凄く頼もしく思うと同時に、大きな期待もかけていました。長池徳士は殆ど4番打者をその当時勤め、前回書きました様に非常に安定した成績を収めていました。今回彼の成績を調べ直していたのですが、その率以外の通算成績が、ある選手の通算成績のほぼ半分位だという事に何故か気づきました。この様な例は、もっと調べれば他にもあるかも知れませんが、取り敢えず記入して見ます。実働年数14年対26年、試合数1449対3017,安打数1390対2901,本塁打数338対657,打点969対1988,塁打数2601対5315,打率は0.285対0.277です。しかし私のイメージと非常に違う数字を見つけました。それは意外にも三振数で516対1478でした。数字を見る限り長池徳士は、9.44打数に1回の三振と、強打者としては少ないものでした。レギュラー定着以降、殆どの年が50三振以下となっていました。今改めて彼の打撃を思いだしても、やはり意外と言う気がします。(比較した選手は試合数、本塁打数等でお解りかと思いますが野村克也選手です。)