1972年から1991年まで、南海ホークス、西武ライオンズ、大洋ホエールズで活躍した当初は外野手、後に主に一塁を守った選手です。記憶は定かではないが、入団当初は普通の打撃スタイルでしたが、多分2,3年目位には一本足打法に変化していたと思います。しかし王貞治とは異なり、結果的にはタイミングを巧く取る為に上げていた感が強く、足を上げた際の腰の捻りが浅く、又長身でこそあれ、決してパワーのあるタイプではない為。一本足打法により飛躍的に長打力が増した訳ではありませんでした。結果としてその打法が彼に合っていたかどうかは、わかりませんが、1979年に自身唯一の3割をマークする等、レギュラー或いは準ラギュラーの位置を長く確保し、それなりの成績を残しました。脚に関しては速くはなく走塁面での記憶は殆どないのですが、守備は華麗な感こそないものの、結構堅実だった記憶があります。下記通算成績を見ると一流とは言えなくとも、それに近い実績を挙げた好選手と言えるかと思います。
通算成績 1503試合 1181安打 0.274 176本塁打 601打点
通算成績 1503試合 1181安打 0.274 176本塁打 601打点