totoroの小道

「挑戦することで、きっといいことがある」  http://www.geocities.jp/totoroguide/ 

これが2年生なの??

2008-10-19 21:09:10 | 研修

とっても疲れ切っていて眠い。今日だったような違うような....

9時に子どもを習い事に送っていかなければならないし、その後かかりつけの病院にも行かなければならない。

今日は、やめちゃおうかな.........

後藤先生が新城で授業研究の会を開催してくださっています。ここへ行けば、とてもいい刺激をもらえることは分かり切っています。でも、行くからには、何かしら自分の実践を持たなければ話しになりません。しかも持っていきたい卒業式のビデオをテープを作るには、学校へビデオを取りに行かなければならない。

でも、「えいっ」と、勇気を振り絞って、子どもを送り通院をすませて、新城まで出かけました。

行ったら、ちょうど絵の実践の紹介が始まるところでした。
この先生の絵の指導は、「すごい」の一言に尽きます。だれもが、絵を描くことが好きになってしまう、だれもがこんな絵を描きたいなというイメージをもってしまう。そんな指導をされています。

まず、みずみずしい題材を用意するところがすごい。片手間でできることではありません。

「この絵を、どう指導したら良かったのか?」「最初はよく見て、本物の色をだろうと努力していたが、途中から観念的になって、自分の頭の中で作った色になってしまった。」「クレヨンだと、境目をはみ出さないように塗っていてもついはみ出したときに絵の具をはじくのはよいし、白は清潔でみずみずしい感じが出るのだが、白のクレヨンだと、花と葉の区別がつかない。どうしたらよかったのか?」

そう聞かれても、こんなに素晴らしい、それも2年生の取り組みを、これ以上どうこうできないぐらいすごいよな~っ、と思って見とれてしまいます。

きっと、本校の森島先生みたいに、にこにこしながら、子ども達を上手に褒め、気持ちを乗せて指導されているのだろうなあ、太刀打ちできないなあと思います。

続けてまさひろ先生の、遠近感を取り入れた校舎の絵をみんなで見ながら、指導法をゆきの先生から学びます。構図のつくりかた(近景中景の開始場所をずらすとよいこと、まっすぐだけでなく斜めの線を効果的に使うこと)、塗り方(コンクリートや壁や運動場など同じ色の面積の広い物は、点や短い線の集まりとして塗っていくこと)など、参考になるアドバイスをたくさんもらいました。

また、まさひろ先生がどのようなねらいで、情熱的に指導されているかも聞くことができました。驚いたのは、近景の植物デッサンの完成度の高さです。3~4時間かけたのだろうと推測したのですが、ほぼ1時間と聞き、よほど鍛えられ育った子ども達なのだと感じました。

おそらく、国語や器械運動で追求していることが、本物を見る目を育て、それが短時間でこれだけの描写を可能にしているのだと感じました。

 

昼食は、ゆきの先生、後藤先生、河島校長先生とご一緒させていただきました。そのなかで、とても貴重な話しを積み重ねることができたのですが、「見える」「見えなかったものが見えるようになる」ことの大切さを感じました。

まず、教師が見えていること。すると、その教師を追い続ける子ども達が「物事の本質を見える」子ども達に育つことを感じたのです。

見える、見えないの差はとてつもなく大きいと感じました。

午後からは、教材解釈を行いました。主に山梨の解釈に取りかかりました。クラムボンがなぜ殺されたか。それは「あざけり笑ったからだ!!」これは大発見でした。

最後に実技として、まさひろ先生に教えていただきながら、手をスケッチしました。4種類の線に気を付けながら。

 

帰りの車の中で、来て良かったなあ。いい刺激をもらい、リフレッシュできたなあと感じました。

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