大造じいさんとガン 3.4

T：大造じいさんが心を打たれたのはなぜだろう？
S：昨日までで分かったことは、57では、心は打たれていないこと．．．
S：47で残雪は仲間を連れて別の方向へ逃げた。
S：56でいるはずのない、残雪です。だから、わざわざこれだけで、段落を作者が作った。
S：57では、残雪が初めて射程距離に入ったので狙ったけど、「何でここに残雪がいるんだ？」って頭が真っ白になって、知らない間に銃を下ろしていた。

S：じゃあ58段落では心は打たれたの？
➀ここは、残雪が思ったことじゃないのかな。
②大造じいさんが、残雪は多分こう思っているだろうと予想していること。
③その他。例えば、作者による説明とか。

ただ　すくわねばならぬ　仲間の　姿が　ある　だけ　でした。

S：ただは、他のことは忘れないでずっと
S：救うではなくて、救わねばだから、なければならない。
S：頭領だから。救わないといけない。
S：心は打たれているようないないような。
S：だけは、ただそれだけ。
S：残雪は他のことは考えていない。
S：自分がやられるとか、大造じいさんに打たれるとか考えていない。
S：それが、大造じいさんには分かった。
S：うん、分かったともう。

S：じゃ、②大造じいさんが、残雪は多分こう思っているだろうと予想していること。だね。
S：いいで～す。

S：救う＝的から助ける。おとりのガンを、この場合はハヤブサから助ける。
S：じゃあ心は打たれていない。
S：いや、だって、残雪の群れのガンじゃなくて、大造じいさんに呼ばれてもどっていったガンだよ。ちょっとは心はうたれているはず。
S：普通なら、仲間と一緒に安全なところに隠れるのに、わざわざおとりのガンでも、救おうとして、自分のことはどうでもいいみたいのなのは感動はある。

S：心は打たれたか？
➀心は打たれた
②心は打たれていない。

多数決の結果②打たれていない。
S：でも、打たれ始めている。
S：けっこう、うたれているけど、打たれてはいない。

S：打たれているけど100％じゃない。

T：それぞれの言葉でまとめて、感想も書きましょう。

 

             

 

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