totoroの小道

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運動会の絵

2014-07-13 21:03:49 | 浜松授業研究の会

7月12日 授業研究の会

3年生図工  運動会の絵
3年生が、運動会で台風の目を行った。
その楽しかった思い出を絵で表現した。

担任としては、竹をつかむ手と顔の表情を描かせるつもりだった。
しかし、実際の運動会の自分の写真を見た子どもたちは、その躍動感が気に入った。
足が、空をとんでいる。
足が、一つしか見えない。
 
こうした声を受け、体全体を描くことになった。

この絵で難しいのは竹をつかむ手だと考えた。
日頃から、ちょっとした隙間の時間にミニスケッチを行っている。
とくに、運動会の絵に備えて、1学期は手を何度も描いてきた。

それでも、竹を持つ手は難しい。
酒井式のように全員同じ絵にするのなら可能だが、それぞれ写真の方向も違うし、持ち方も違う。
大きさも違う。
そこで、黒板に3枚に拡大写真を貼り、
左右どちらから見ても手がかけるように2時間かけて何度も練習をした。

下絵は、竹を描き、続いて手をかいた。
顔は、画用紙の裏で顔を描く練習を行ってから書き込んでいった。
(まず、鼻、次に口、次に目といった順で)

手と顔を、よく見て丁寧に描いた後、体と腕、足に取り組んだ。
ここは、一人一人全く違うので、写真を見て個人個人で線を見つけて描いていった。



良いところ
・体の動きをあらわす線を一人一人よく見つけている。
・色を塗る方向、穂先の使い方が徹底されている。
・写真を見て、それぞれ気づきがある。体の曲がり具合、足の運び具合。気づきがあるから集中が続いている。
・教師が良い部分を褒め、それをクラスに広めている。
・教師が一人一人に会った支援をしている。ときには塗りを手伝ったり、修正したりすることで、子どもは安心して失敗を恐れずに取り組めている。

改善点
・手をもっと大きくしたら、力強さがでる。
・人間の色とバックの色のバランスをもっと指示してよい。

45回 9月6日  土  9:00  12:00  天竜壬生ホール  第2会議室
46回 10月18日  土  9:00  12:00  天竜壬生ホール  第2会議室

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