![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e7/b0b681330ee9bbc6217bbbb946aba900.jpg)
5年生の社会は2クラスに入っている。片方のクラスは、軌道に乗って楽しそうに調べている。しかし、もう一方は、どうも集中せず、授業の空気が澄み切っていないように感じる。
そこで、今回はなんとしても、楽しかった、我ながら頑張ったという感想を持ってもらえるよう、いろいろ対策を用意してのぞんだ。
まず、授業の冒頭に取り組んでいる、都道府県のテストのやりかたを変え、そのことをしっかり説明した。
①時間は5分。解答時間・答え合わせの時間の区別をやめる。区別は、それそれ個々で判断する。
②まず、解答をする。
③全てできた、又はもうこれ以上覚えていないというところで、自分で答え合わせの活動に入る。
④できていたら○。間違いは、下の写真のように、赤で答えを書き入れる。
⑤間違いがあった場合は、お手本のように、欄外に何回も書いて練習する。
なお、早く全問正解ができてしまった子は、黒板に出てきて、今日の教材の大事な言葉を探し、マジックで○で囲んでおく。
この結果、授業の冒頭の部分の集中力がとても高まった。都道府県テストのやり方が、全員統一され、はっきりしたからだ。
当たり前だが、このぐらいできるだろうと思っていたり、口先だけで説明していたのでは、なかなか意図したことが伝わらない。具体的に、だれもが分かるように指示する必要があったのだ。
ちなみに、この日の社会は2時間続きだったが、次の時間の都道府県テストはかなり成績がよかったようで、どの子も満足していた。
それから、分かりにくい教科書の資料を2つ、拡大して用意して黒板に貼って説明をした。
それらの効果かどうかは分からないが、今日の社会は2時間続いてあったが、どちらも子ども達は必死になって調べ続けた。これだけ活動すれば、さぞ疲れたことであろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます