トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ホダ木を頼まれて…

2021-03-05 | 今日は真面目に
 予定はしていても予定など無いのに等しい小生の日々は「日替わり」みたいな日常で、この日も地拵えは棚上げして拠点近くでの伐採になった。と言うのも二月月例会でキクラゲの菌駒が余ってしまった結果、小生はホダ木の調達を頼まれたのだ。掛かり木とはなり難い場所の3本が頭に浮かんだのだが、最終的にはクヌギの1本を伐採した。

 この樹の伐採はどの方向でも掛かり木となるし西北方向にはクリ、ウワミズザクラ、トチノキがあって伐倒方向には出来ない。思案の末、ツバキに被害が出る可能性もあったのだが東側に倒す事にした。通路側に直角に伐倒させれば掛かり木となり難い位置関係であったものの、片付け処理を急がないと迷惑が広がる。伐倒させたまま直ぐに集積出来ない状況だってありうるからだ。

 結局、東側に牽引伐倒させたのだが、そこは落葉広葉樹同士、枝を広げてお互いに干渉しお決まりの、そしてお約束の掛かり木となってしまった。でもツバキは巻き込まれたものの折損する事なく無事だったのは喜ばしい。しかし、掛かり木解消のため木元を横方向に曳いて切株から落としたものの全体に影響はなく、結局はやってはいけない「元玉切り」を二回行って地上に落としたのだ。

 落ちてしまえば90cmに玉切りしてホダ木を揃えた。10本程度用意できたから十分だと思うものの、ついでにエノキを日陰に追いやっているコナラも除伐すればエノキの生育も良くなるだろう。でもこの日はこれで終了。
 1本の間引きだけれど日陰になって生育不良のクリ、ウワミズザクラ、トチノキは日照が回復するだろうからしばらく着果しなかったクリも収穫出来るかもしれない。

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