トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シュレーゲルアオガエル初鳴き

2021-03-06 | 今日は真面目に
 小雨模様が止んで曇りのこの日、最低気温11℃、最高気温19℃超えとなった。フイールドは濡れているから作業は不適で水見回りだけと思って出かける。
 到着時からトンボ池方向でシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえる。まだ複数体と言うほどでは無く、気の早い一匹のように聞こえた。とにもかくにも初鳴きである。ウグイスのそれは2月の20日頃だったか。それが今では近くでもさえずっている。

 水見回りでヒキガエルの産卵を期待していたのだがまだ見られず、棚田部のオーバーフロー部にニホンアカガエルの卵塊が詰まっていた。落ち口の溜まりにはいくつかの卵塊があって、降雨出水で流された模様だ。流されても泥水池に入るだけなのだが、一応の安全策として、今期は産卵のなかった上棚の二つ池に移動させた。これで少しは密度が緩和されるだろう。
            

ホダ木の追加も杭欲しさ…

2021-03-06 | 今日は真面目に
    クヌギでホダ木を用意した分で菌駒1000個を消費できるかどうか心もとなかったからエノキ林に混じったコナラ3本をも伐採して加える事にした。混植したのだけれどコナラの生育が良くて、それも東側だったためエノキに日陰を作ってしまいエノキの成長が芳しくない。てなことで3本除伐しホダ木に追加する予定で除伐した。

 伐採し幹と太枝に分解処理中、ホダ木にならない部分は杭に使える太さが相当量あった。これを流路の乱杭に使えば購入した丸太杭を使わずに済む。流路の補強に乱杭だけでも100本以上は必要と見積もってはいたが購入すると片手万円になってしまうし、こんな大金を乱杭に費やすほど財政は無いのだった。
 そのため地拵えで発生したマキの大木から乱杭を製造するつもりだったもののマキ割り楔がまだ届かず、とりあえず使えそうな径の枝を杭に加工した。太さも姿もバラバラだけれど水流による浸食を防ぐ乱杭なので数で勝負なのであった。

 コナラ3本とクヌギ1本から乱杭用50本程度は採れそうだ。これにマキの幹を割って使う乱杭を合わせれば200本以上は用意できるだろう。チェーンソー作業は馬鹿にならない下向き量で腰痛必死に近いけれど、まあ、慌てる事も無い作業でもある。