トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

導水路の移し替え

2021-03-20 | 水辺環境の保全
 降雨で林道から流れ出る表流水は駐車場に流れ出て車の走行で広場が荒れる。そこで広場内に水道を浅く掘り広場脇の水路に誘導していたのだが車の走行で盛り上げ部が潰される。そこで時折は補修となっていたのが苦になって車両の通らない東側に流路を移した。少々掘り崩せば水傾斜は確保できそうな地理だったのだが、それを避け導水路としては倍の長さになる現在の水路を設えた理由は定かではなくなったものの雨後、水が流れている時に穿ったのが最大の理由に違いない。

 今回の場所は長さは無いけれど途中に低い場所と高い場所がある。高い部分を穿ち低いところに土盛りして水路の堤代わりにした。表流水は無いのでバケツで水を運び流しつつ「水傾斜」を確かめ完成だ。
 ネックは舗装された林道から落ちる場所で流れの変更を行った結果、既存の流路より強いた結果になって、その部分の痛みが多くなりそうな事であった。ここにはコンクリート裁断物の四角柱を据え様子を見よう。雨量の程度で確認も必要なのだ。

ヨモギ摘みしてきた

2021-03-20 | 感じるままの回り道
 ヨモギたっぷりの草餅とパスタが食べたくてヨモギ摘みしてきた。生葉300g、加熱しアクを取り50gづつ小分けし冷凍庫へ。まだ小麦粉や上新粉を購入しておらず、雨の日の楽しみのためである。

 ヨモギ摘みの道すがら、田んぼにモズほどの野鳥が居た。「小鳥」とは呼びたくない大きさで、最初はムクドリかと思ったけれどくちばしが黄色でなくツグミと判った。以前は庭にも飛来していたのだが周囲が全て宅地化してしまってからの飛来は無く姿を見る事も稀になった鳥なのだ。田んぼの中で立ち止まりキリッとした立ち姿は「かっこいい」のだった。

 そんなことで思い出し、アカボシゴマダラ越冬幼虫満艦飾のエノキを見に行ったのだが、矯めつ眇めつ、夜目遠目いいえ乱視遠目、岡目八目を総動員しても一頭も発見できなかった。やはりご馳走満載のひこばえは小鳥たちは見過ごす事が出来なかったのだろう。一方でフイールド駐車場の若木にはまだ一頭くっついている。蛹化し羽化できるのかどうか分からない。
 もう何年も前の事だがヒオドシチョウの幼虫が大発生した時があった。もう道具小屋には蛹が鈴なり、周辺の草本にも至る所に蛹が見られたものの、ほどなくヤマトシリアゲとかいう昆虫に吸汁されて全滅したことがあった。乱舞を観たかったのに違う虫の乱舞になってしまったのだ。