トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ツマキチョウ、キアゲハ初見

2021-03-27 | 小父のお隣さん
 食草園の手入れしていた所でキアゲハの飛翔を見た。この作業継続中にツマキチョウも現れた。初見である。キアゲハの初見個体はやはり小さく見える。感覚的にはクロコノマチョウサイズ以下である。どちらも飛翔するだけで立ち止ってはくれず撮影は不可能だった。
 ツマキチョウは少しばかり追っかけしてみたのだが、途中でスジグロシロチョウがバトルを仕掛けてきた。大きさも異なるのに「何を寝ぼけている!」と一喝したくなる。あるいはメスと思ってのアタックだったか知る由もない。

 これに触発されて少々早いと思ったもののトンボを探しにY川添いと水源地の沢を遡上してみる。初見は概ね四月の上旬なので一週間か10日ほど早いのであるが、今までの初見は探して初見になったのではなく作業中に出会った初見が全てなのだから、意図して出かければ少し早く出会えるかとの皮算用は役立たなかった。

久しぶりに送水量減少

2021-03-27 | 小人閑居して憮然
 定例の水見回りで二つ池が大きく減水しているのを確認。漏水多発池だし棚下には3カ所ほど漏水の出口もあるから「顕在化間違いない」と周囲を見回ったが形跡はない。となれば送水量の減少しかなく吐水口からは通常の3割程度の水量に減少していたのだ。
 理由は数日前の150mmほどの降雨によるものだろうとは経験則から判る事で「大方、取水升が埋もれたのだろう」と考えて取水路の整備と取水桝内の砂泥の浚渫をするために水源地へ向かった。途中、管路最底部にある排砂バルブを開き下り管路の排砂を行わせつつ取水地の手入れをするのである。

 取水升上のフイルターには落ち葉の断片と砂泥で目詰まりしており、これを取り除いて取水升内の沈殿砂泥も掬い取った。昨季だったか取水升上流部に浸透壁を設置した成果もあり升自体が土砂で埋もれる事は無くなっても泥水内の粒子は沈殿する。それでも以前に比べれば送水管口まで土砂で埋まる事は減ったのだ。このことから水量減少は送水管内に沈殿した砂泥が送水量を減少させている事は明白で、そうなると排砂バルブだけの排砂作業では復旧しないのは経験則で理解している。
 それでも水源地の手入れを済ませ帰路、途中の排砂バルブを閉め尾根を越えた上り勾配に入る排砂バルブで排砂をしてみたが、やはり水量の復活は無かった。これでポンプによる強制排砂しか手段は無くなったもののいつも通りの顛末でまあ、明日のお楽しみ・・・。

           管路最低部の排砂       管路上昇部の排砂