トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クワの実も終わる頃

2017-06-14 | 遊び子は
 5月末頃から折に触れ摘まみ食べてきた桑の実も終盤になった。この日も桑の実目当てに母子何組かが採集にやってきたが、フイールド最大の実を実らすクワの木は大きくなり過ぎて手が届かない。

 そこで会友のM氏はブルーシートを広げ竹竿で叩いて落としていた。小生はと言うと、眺めていたのだが、たまたま車載してあった栗の実を落とす鉤竿を思い出し上部の枝を揺すってみたが、幾らも落下しない。最盛期に比べれば実の数は明らかに少ないのだから仕方がない。

 それでも大粒の実は実力で、若いママは掻き集め食べながら幼子を呼ぶ。幼子は道路から一段降りれなくM氏が面倒を見ている。まあ、好々爺である。

 この樹は水見回りする経路の途中にあり日々摘まんで食している実ではあるが、例年と異なる事は助っ人課業によるストレスを「緩和しなければならない」と自覚しつつポリフェノールを摂取し「負けない心身」の保持に努めた事 

今日のトンボ「連結産卵」

2017-06-14 | 小父のお隣さん
 今期は良く見かけるイトトンボだが、今日は沈泥池で4カップルが連結し産卵していた。種の特定は出来ないトンボなのだが、「連結産卵」と「体色」を手掛かりに「トンボ図鑑」で写真対照してみた。
 似ていると思えたのはホソミイトトンボ、クロイトトンボ、セスジイトトンボなのだが、他種かもしれない。
 色調から推察するにセスジイトトンボではないかと思うけれど確証はない。名前が判明するより個体数が増え、産卵を見届ける事が出来た事に重みがある。

 このトンボを観察すると、水面近く以外からは見出した事が無い。飛翔も水面すれすれで行うし、水面そのものに反射や周囲の映り込みがあるので、これが迷彩となり発見される確率は低いはずだ。訪れる人で発見できた人はトンボに関心があり、そんな眼で見ている人達数人に違いない。

  2カップル居る   A    B AとBでは♀の体色が異なる