トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「マユタテアカネ出た」

2017-06-26 | 小父のお隣さん
 泥水池見回り中、№1の畦から飛び立ったトンボ。ショウジョウトンボ♀の若い個体の色に思えたがサイズが小さすぎる。そこで「ビビビッ!」と来た。マユタテアカネに違いない。
 正面から確認できれば完璧だったが前側方からしか位置が取れなかったけれど、顔面の眉状斑は確認できた。これから6カ月、12月までトンボの今季最後を飾るまで、長いお付き合いをいただく種なのだ。

いつもの強制送水は強制労働に近い?!…

2017-06-26 | 今日は真面目に
 取水路の復旧を行って一昼夜、僅かに滴り出た水も期待に反し今朝は一滴も出ていない。河床の谷止工と取水路の改築作業を後回しにし強制送水で復旧させる事にした。

 いつもより早めにエンジンポンプなどの資材を積載し取水地へ向かう。今年は既に3回目か4回目の強制送水になるが、送水順調な年は半年以上も手つかずで済んだ事もあって今期は何かと忙しい。小一時間、送水を続け砂泥の排出も完了しただろうと撤収し吐水口まで確認に行った。

 水は出ていなかったが、いつもの母子グループが水遊びをしていたようなので尋ねてみたら「先ほどまで十分な水量で出ていました」との事。水の濁りを問いただしたら「薄く濁りがありました」との返事だった。
 だとすると送管内の土砂排出は不完全かもしれないと思いつつも「小一時間の強制送水」が役立たずの訳もなく、ここは一晩様子を見る事にした。

 吐水が確認できなければ再度の強制送水をせざるを得ないが、他の作業も含め「骨惜しみ」するようでは自然の営みと微共調すらできなくなるのが里山での活動である。
 植樹や間伐、はてまた侵入竹徐竹等の作業は年一回、作業してもしなくても問題は生じないけれど、常日頃の見回りが必要な領域は逐次対応が求められるし、フイールドの大部分は「適期作業」が求められる作業で、生活と密接な関係の無くなった里山の保全活動は「追いまくられる」感覚もする繁忙期に入った。

 PS:23日に強制送水し、24日に吐水確認。吐水量を測定しようとしたが、おチビちゃんを水遊びさせていた家族がいたから断念。26日に吐水量測定したら24ℓ/分あった。最大吐水量を維持しているので少し安心する。
 取水地に導水路を構築したから流路が安定するまで何回か強制送水があるかもしれない。一応は覚悟しておく。