トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

マネキンかい?、マヌカンかい?…

2017-06-21 | 感じるままの回り道
 助っ人課行もようやく峠になった。課業と言うより加行の方が実感に近い。
 先日、部活でリーダーだったS氏から電話があった際、助っ人の事を話した「お前が?。とんでもない大間違いだ!」と大笑いされた。小生も激しく同意する見解である。余談はともかく、デパートの販売員をする等は小生のミスマッチ最大級に違いない。

 開店前の準備から開始し、20時の閉店時間まで連日10時間の勤務で、入店研修日は8時から20時までのフルタイムみたいな過ごし方だったが、その中で感嘆せざるを得なかったのは販売員が修行僧に見えた事である。
 客対応の多いところは別にして、客のまばらな売り場の販売員は姿勢を正し閉店までほぼ立像状態だ。まあ、小生もそうせざるを得なかったが、これが何とも腰に来る。日常生活の様に給水も手洗いも「必要に応じて」とはいかず「執拗に応じられない」環境がある。
 加行5日目にして、ようやく午前午後15分程度のティータイムをとり昼食時間も30分ほどとってみたら、これで当日はすこぶる快適だった。やはり休息は必要だと実感した次第だ。
 
 販売員はマネキンと言うのだそうだが、小生は全くの素人で丁稚だから「真似キン」、売り上げに貢献できるはずもないから「money禁」、そんなことで、客を「招かぬ」男性だから「招漢」。正しくは「否招漢」か?…語学力無し!
 業界用語でマネキンもマヌカンもあるのだそうだがインキンは無かった。小生には「マヌカン」が何となく琴線に触れる。勿論、金銭とは全く無縁の生活なんだが…。

 さて残りの半分も「全くの場違い、方向違い」とS氏の言う通りの加行がある。これが済めば定年退職の翌日の様な「解放感」に浸れるのだろうか。
 降雨が無く昨年定植した幼樹の萎れが現れ、バケツで給水してから加行に出かけたものの、幼樹とポット養成苗の水切れが気になっていた。ようやく24時間雨量220mm超たっぷりの降雨で安心出来たが、今度は取水地の崩壊で断水の懸念が出てきた。貧乏人生、休まる時が無いが休める時は必ず来る。

新居は既に苫屋となる…

2017-06-21 | 小父のお隣さん
 今期は上の池の産屋でカルガモが休む姿を普通に見る事が出来る。しかし、小屋の中に巣作りはしていない。
 池の法面に産卵したのは1回だけあったものの、ほどなく獣害に遭い、それからは採餌に来るだけになった。
 巣箱として用意した小屋も古び落ち着いたたたずまいを見せるものの、巣作りはしてくれない。気に入らない場所で愛の巣など営まないのは人間でも同じだが、設置の張本人としては寂しいものの期待は捨てていない。