里親として保育していたトウキョウサンショウウオ。13週を迎え陸生が出来る状態に変態した個体も出てきた。
大部分はエラが消失せず水中生活が続いているけれど、保護活動を続けているグループに参加している兄が小生のフイールドを見学に来たのを機に「お持ち帰り」してもらった。
これで全ての個体が変態終了してからミズゴケで梱包し宅配便で送る手間を省く事が出来た。前回に比較すれば生存率は下がってしまったが、こればかりは手を尽くしていても管理できぬ事柄もある。
帰る出生地は放棄田が広がる丘陵地帯で、至近に大規模造成地が迫っている。保護活動の成果で産卵数の増加は見られても、生息可能な面積は減少していくであろう今後を考えると、放生された個体には厳しい将来が待っているのは間違いないのが懸念される。
まあ、山頭火風なら「育てても育てても消える種か」…。
大部分はエラが消失せず水中生活が続いているけれど、保護活動を続けているグループに参加している兄が小生のフイールドを見学に来たのを機に「お持ち帰り」してもらった。
これで全ての個体が変態終了してからミズゴケで梱包し宅配便で送る手間を省く事が出来た。前回に比較すれば生存率は下がってしまったが、こればかりは手を尽くしていても管理できぬ事柄もある。
帰る出生地は放棄田が広がる丘陵地帯で、至近に大規模造成地が迫っている。保護活動の成果で産卵数の増加は見られても、生息可能な面積は減少していくであろう今後を考えると、放生された個体には厳しい将来が待っているのは間違いないのが懸念される。
まあ、山頭火風なら「育てても育てても消える種か」…。