トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

フイールドのジャコウアゲハ

2017-06-18 | 小父のお隣さん
 とにもかくにもフイールドで初めて幼虫を確認できた。食草園で野草に紛れ細々と蔓を立ち上げているウマノスズクサに産卵があり幼虫がいたのだ。

 ウマノスズクサは10年も前から支柱を添えていたのだが産卵は全く無し。S先生に理由を尋ね、その回答は「オオバウマノスズクサ」に産卵しているのではないか、と言うものだった。S先生は実物を見ているものの小生は何処にあるかさえ知らない。
 まあ、探す事より構築や創出する事が主体の小生では「棒にも当たらない」のは不思議ではないだろう。バカボンのパパではないけれど「それでいいのだ!」。

有難迷惑…

2017-06-18 | 小人閑居して憮然
 上の池への送水は順調なのに水位が下がっている。原因はひとつしかなくオーバーフロー部での漏水に間違いない。
 確認に行くと水位を決める仕切り板のところに棒が突っ込んである。オーバーフロー部の仕切り板より池側は落ち葉が綺麗に取り除かれており、過剰接待ならぬ過剰お節介と判明した。この部分は丸太と土嚢で苦労して構成した水密構造で、構造上デリケートな部分なのだ。

 そこに溜まる落ち葉などは水密構造を破壊する要因にはなり難く、どちらかと言えば破片が水漏れを防ぐ効果もあって手をつけない場所でもあった。恐らく担当グループ世話役のM氏が手入れしてくれたのだろうと推測したが、結果として水密構造が破られた事になる。そのうえ水を止めようと棒を差し込んだ事で更に穴を深く広くしてしまった。

 小生には持ち合わせの土嚢袋が無かったから捨てられていた土嚢袋を思い出し拾ってきて1袋ではあるけれど踏み込んで漏水を止めた。結果が分かるのは1昼夜後なので翌日に確認に行ったところ、水は水位板を越えて流出しており「やれやれ」と一件落着。

 落ち葉の清掃をしてくれるなら、丸木橋の下に溜まった落ち葉を片づけてほしかった。ここならどれだけ綺麗にされても水密構造の破壊は無い。
 まあ、良かれと思っての悪手・禁じ手は将棋に限らず、あるものである。

  池側、清掃され漏水止めの棒   ➡   土嚢で水位復活