とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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中国の本性 in チベット

2008年03月16日 18時09分52秒 | 海外の出来事
吉川英治版の三国志に地方の市民が劉備元徳一行を歓迎する場面があり、吉川英治の解説が添えられていた。
その意味合いは次のようなもので、読んでいて思わず吐き気が込み上げてくるような内容だった。

「劉備一行を歓迎するために乏しい市井の一市民が供宴を張ろうとするこの場面。乏しいがためにその市民は自信の妻を料理して劉備たちをもてなす描写が原書では『美談として』描写されているのだが、本書では............」

中国は大切な客人を歓迎するためなら自分の妻の血肉さえ料理して供するようなことが美談として語られる国なのだ。

まさか今でもカニバリズムが脈々と生きているとは思えないが、そのような倫理欠如で野生動物にも似た原始的な習慣が別の面で発揮されているというのが現代中国だ。

戦前戦中は無政府状態で群雄割拠。
蒋介石も毛沢東も軍閥首魁の一人だった。
折しも列強の帝国主義の時代。
無秩序、混乱、貧困、無教養な人口だけの大国が海を挟んだ対岸にいるというのは1940年代までの日本の悲劇以外の何ものでもなかった。
そして195年代以来、無政府状態の中で展開された自国の軍閥による自国民の虐殺行為を「日本がやった」と言い続けているのが戦後日本の悲劇なのだ。

幸か不幸か、冤罪日本はこういうならず者国家と地続きでなかったことが幸いし、それ以上の被害は被らなかった。
つまりチベットのようにはならなかったというわけだ。

チベットは中国とは全く別の歴史を持ち、独立した民族と文化圏を形成していたことが知られている。
ここに武力で押入り「ここはオレん家」と宣言したのが軍閥のひとつ中国共産党。
漢民族を続々と入植させてチベット族を僻地に追いやる、あるいは強制的に混血させる。
「えい!消えてなくなれ!」
という政策だ。

昨年は鉄道まで敷いて同化政策を加速する礎を作った。
「便利になった」と日本のマスコミ(とりわけNHK)は能天気に報道したが、あれは明らかな侵略鉄道。
19世紀アメリカ大陸横断鉄道が先住民を追いやったことを21世紀に実行しているのが中国だ。

今回のチベット族の反乱は世界が中国に注目しているオリンピックのタイミングに合わせて、民俗的カニバリズムに対決姿勢を露にしたのが真実というところか。

なお、余談だが猿のチンパンジーは共食いの習性があるという。


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