とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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ブッシュがアホなら議会もアホ

2007年10月12日 06時37分02秒 | 国際問題
ブッシュがアホなら議会もアホ。
同じアホなら踊らにゃ損ゝ。

ということで、米国議会が先々月に「従軍慰安婦非難決議案」(ターゲット日本)を可決させたのに続いて「90年前のアルメニア人虐殺非難決議」(ターゲットトルコ)を可決させた。

このアメリカ議会というのはアホの塊なのか。
どうしようもない連中だ。
首領(ジョージ君)がアホなら手下(議会)もアホだったということだ。

従軍慰安婦問題なんぞ、最初から存在していないものに対しての非難決議。
アルメニア問題も「大いに信憑性に疑問のある事実」に対しての非難決議。

こういう証拠もないし、疑わしい事項に関して「悪いやつらじゃ、反省せい!」と訳のわからない決議を可決し続けるアメリカ議会には、まずは自らをして反省していただきたいものだ。
つまり自らを非難する議案を出して、可決していただいた上で、他国を非難していただきたいと私は言いたい。
但し、非難は「それが事実」である場合にのみ対して行うことも当然だ。

で、アメリカ議会に自らを非難していただきたいのはちょっと上げただけでも次の通り。
・第二次大戦
 「沖縄地上戦において多数の民間人を死に追いやった残虐な罪について」
 「広島、長崎に原子爆弾を投下して多数の民間人を一瞬、あるいは長期間にわたって苦しめ殺害した残虐な罪について」
 「ナパームを成分とする焼夷弾で東京、大阪など主要な都市を人ごと丸焼けにした残虐な罪に対して」
 「先に中国に自軍を送り、中国と交戦中の日本軍を攻撃させていたのに『パールハーバはだまし討ち』とのたまるウソつきな罪に対して」
 「理由も権利もなく、敗戦日本の海外資産を国有民有に限らず全て没収し、未だに返還されていない事実について」
・フィリピン
 「独立紛争に対して、アメリカ政府に対する反政府運動に関わった数十万人を処刑した罪に対して」
・ベトナム
 「ベトナム戦争時に枯葉剤をはじめとする化学物質を無差別にばらまき、ベトナム国民に甚大な健康被害を与えた罪について」
 「ソンミ事件に代表される軍の暴走による一般市民大量虐殺の罪について」
 「でっち上げのトンキン湾事件で北ベトナムを空爆した罪について」
 「勝手に支援を打ち切り撤退し、南ベトナムを混乱に陥れた罪について」
 「キリスト教徒の南ベトナム大統領を支援するについて仏教徒(ベトナム人口の50%)を弾圧したことに対して」
 「無数のナパーム弾で一般市民を村ごと焼き殺した罪に対して」
・イラク
 「自分で育てたサダムを裏切り、罪を全部押し付け口封事のために処刑した罪に対して」
 「9.11とはなんの関係もなかったのに、(ヤクザのように)因縁をつけて解放と称して押し入った罪に対して」
・イラン
 「ペルシャ湾のイージス艦から発射したミサイルがイランの国内線航空機に命中して撃墜してしまった罪に対して」

ということで、自分を反省せずに証拠もないのに他人を非難する人のことを、今後は「アメリカ議会する」と表現したい。


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