とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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下手なゴルフの言い訳

2008年05月25日 07時28分54秒 | スポーツ
昨日は会社のゴルフコンペだった。
私は別件で参加できなかったが、参加できなかってよかった。
というのもあの土砂降りの雨の中、ゴルフなんかしていると不快なだけでちっとも面白くないと思ったからだ。

しかし、雨のゴルフはアマチュアゴルファには自分の未熟な技術の絶好の言い訳になるのだから、面白い。
昨日のゴルフも多分「雨」のせいにした言い訳が炸裂していたことだろう。

「雨やから、ボールが弾まへんから飛距離が出えへんかったわ」
という言い訳も聞かれたであろう。
しかし、プロの打球をご覧あれ。
キャリーは長くとも私のチョロ球のようにコロコロと転がって飛距離が延びることはないのだ。

「雨やから、レインコート着て暑かっし、動きにくかった」
という言い訳も聞かれたことであろう。
しかし、レインコート着るのは本人の勝手であるし、日ごろの運動不足で身体が動きにくくなっていることをレインコートのせいにするのも本人の思い違いだ。

「雨やから、パットが重かった」
という言い訳が最も多いかもわからない。
しかし、こういう人に限って晴れたたら晴れてたで、
「ここのグリーンは読みにくいわ」
という言い訳を準備しており、抜かりはない。

と言う具合に「雨」は下手なゴルファーにとっては恵みの雨。

なお、快晴の場合は、
「このクラブ、ヘッドのバランスがいまいちやから」
とか、
「親父から貰った中古のクラブやし」
とか、
「もうちょっと良いクラブ買わなあかんな」
と言う具合に「ゴルフクラブのせい」にできるので、ゴルフは「言い訳」には事欠かないスポーツだと思う。