人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

音楽室に掲げられているベートーベンの肖像画は誰が描いた?

2011年07月30日 11時08分35秒 | 日記
30日(土).昨夕はE部長に誘われ地下の焼き鳥OでT君と3人で飲みました.”30分だけ”という約束でもE部長と私の2人だけだとブレーキがかからず3時間になってしまうので,タイムキーパー役としてT君を引きずり込んだわけです その甲斐あって,なんと40分で切り上げることができました.大成功 やれば出来るじゃん

さて,28日の朝日朝刊「教育欄」に面白い記事が載っていました.学校の音楽室にある世界の音楽家の肖像画は誰が描き、なぜ飾られるようになったのか という疑問についての解説です.

肖像画を販売している全音譜出版社の取締役によると「元々は販売促進カレンダー用の絵だったようです」とのこと.主な作者は神奈川県出身の洋画家・大貫松三氏(1905~82年)で、50年前後に同社創業者の島田貞二氏が大貫氏に頼んで描いてもらったらしい.もちろん大昔の音楽家に会えるわけもないので、デスマスクや肖像画を参考に大貫氏が描いた”想像画”だという

67年に旧文部省の中学の音楽教材基準に世界の音楽家の肖像画が入り、その後、商品化.今は大貫氏作の26枚に作者不明の10枚を加えた36人分で1セット1万3650円で販売されており、毎年400セット程度売れるとのこと

考えてみれば、小学生の頃から音楽室に掲げられた肖像画を見て「あれがベートーベンだ」と刷り込まれてきたので、コンサートのプログラムなどで別の肖像画が紹介されていると、”いったいどっちが本当なんだ”とツッコミを入れたくなります.

もう一つ疑問なのは、「楽聖ベートーベン」とか「神童モーツアルト」とか、「音楽の父バッハ」とか、「音楽の母ヘンデル」とか,そうしたキャッチ・コピーを誰が付けたのか、という疑問です。是非、取材して取り上げてほしいものです

   
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