6月1日(木).油断していたわけではないのに今日から6月です カレンダーめくりましたか? ところで,早朝3時半~4時頃の雷の大きな音には驚きました
ピカッと光ってから音が聞こえるまで相当時間がかかったので遠くの方に落ちたのだと思いますが,いよいよ北朝鮮からのミサイルが着弾したのかと思いました
落ちたのは「地震・雷・火事・親父」のうち「親父」の権威のようです
ミサイルよりもずっとマシですが
ということで,わが家に来てから今日で974日目を迎え,米国防相が30日,大陸間弾道ミサイル(ICBM)を想定した初の迎撃実験に成功したと発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
次は 北朝鮮がミサイル発射実験を実行した時に それを撃ち落とせば 完璧だね!
昨日,夕食に「豚の生姜焼き&牛タン塩焼き」「生野菜サラダ」「卵スープ」を作りました 牛タンは市販の塩だれで焼くと美味しくできました
第一生命ホール主催公演のチケットを3枚とりました 会場はいずれも晴海の第一生命ホールです
1枚目は10月29日(日)午後2時から開かれるウェールズ弦楽四重奏団のコンサートです プログラムは①ハイドン「弦楽四重奏曲作品33-5」,②ベルク「弦楽四重奏曲作品3」,③シューベルト「弦楽四重奏曲第14番ニ短調”死と乙女”」です
2枚目は来年2月18日(日)午後2時から開かれるエルディーティ弦楽四重奏団のコンサートです プログラムは①ハイドン「弦楽四重奏曲作品77-2」,②バルトーク「弦楽四重奏曲第6番」,③ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第16番ヘ長調」です
3枚目は3月11日(日)午後2時から開かれるクァルテット・エクセルシオの「アラウンド・モーツアルトvol.3」公演です プログラムは①フンメル「弦楽四重奏曲第2番」より第1楽章,②モーツアルト「弦楽四重奏曲第22番K.589”プロイセン王第2番”」,③同「歌劇”フィガロの結婚”・弦楽四重奏版」より「もう飛ぶまいぞ,この蝶々」「恋とはどんなものかしら」他です
佐藤優著「悪魔の勉強術」(文春文庫)を読み終わりました 佐藤優は1960年生まれ.浦和高校卒業,同志社大学大学院神学研究科修了後外務省入省.在英国日本国大使館,在ロシア連邦日本国大使館に勤務後,95年から外務省国際情報局分析第1課で主任分析官として活躍しました
この本は,2016年6月~8月,佐藤氏による京都・同志社大学神学部の特別講義の記録をもとに作られました したがって,キリスト教を中心とする神学の話がかなり頻繁に登場します
しかし,「学問は現実に役に立たなくては意味を持たない」という彼のモットーのもと,かなり現実的,あるいは実用的な話が盛り込まれています
そもそも,この本は私自身が読むというよりも,就活を控えた息子に読ませるために買った本です 息子が読み終わったので,2番目に読みました
佐藤氏は基礎学力として「数学」「英語」「歴史」の3点を重点にあげています 「分数の足し算ができない大学生が増加している」と言われるようになってかなりの年月が経ちますが,最低限の「数学力」は必要だと説きます
また,国際化の流れの中で,世界共通語としての「英語」が出来ないと国際競争力の中で生き残れないと説きます
そして,過去の「歴史」について,何年に何の事件が起こったかを暗記するのでなく,その意味を理解したうえで記憶することの大切さを力説します
佐藤氏は2002年5月,背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され,512日間東京拘置所に拘留されて05年2月に執行猶予付き有罪判決を受けました そして09年6月に最高裁により上告が棄却されました
この本を読むと,佐藤優という人がいかに読書家で聡明であるか,また,どれほど日本の国益を守るために命を懸けていたかが分かります こういう優秀な人が逮捕され外務省を追われたことは,日本にとって大きな損失だったと思います
就活を控えた学生だけでなく,一般の社会人にも有益な本としてお薦めします