人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

小林克己著「青春18きっぷで楽しむおとなの鉄道旅行」を読む

2015年09月23日 07時46分16秒 | 日記

23(水・祝).昨日は,義父の米寿と義母の86歳の誕生日を兼ねたお祝いの会があり,品川に出かけました スパークリング・ワインで乾杯して,「なだ万」の”秋”をあしらった豪華なお弁当をいただきました 3時にはケーキも平らげたのでお腹いっぱいになって帰宅しました.したがって夕食は抜きです

 

          

 

というわけで,わが家に来てから348日目を迎え,食後に机の下で寝そべるモコタロです

 

          

 

  閑話休題  

 

昨日の朝日朝刊「文化・文芸」欄は「演劇チラシ その魅力」と題してイープラスが6月から始めた「チラシステージ」を紹介しています これは,全国の演劇の公演チラシをスマートホンで閲覧できる無料アプリで,1度に9枚が画面に並び,拡大や裏面の表示も可能とのこと こういうサービスってクラシック音楽界でもやっているような気がしますが,どうなんでしょうか

とくに在京オーケストラの定期演奏会などの時には1Kgにも及ぶチラシの束を受け取ることが少なくありませんが,私などは,新しいコンサートを知る第一の情報源として重宝しています クラシック音楽情報誌『ぶらあぼ』は私の愛読誌ですが,月刊誌であることから,最新情報を知る手段としてはチラシにかないません 第一に,あのチラシの束を1枚1枚確かめながら,これぞといった公演を見い出す喜びは何にも代えがたい喜びがあります チラシを受け取る回数が多いせいか,これぞ というコンサートのチラシを選別するスピードは誰にも負けませんよ

 

  も一度,閑話休題  

 

小林克己著「青春18きっぷで楽しむ おとなの鉄道旅行」(だいわ文庫)を読み終わりました 著者は1975年,早稲田大学地理歴史専修卒.海外旅行地理博士とのこと

 

          

 

「青春18きっぷ」は別に18歳以下でなければ利用できないという訳ではなく,何歳でも利用可能の切符で,快速と普通列車しか乗れないけれど,1日2,370円(5日分11,850円)JRであればどこまでも乗ることができる利用価値の高い切符だそうです 極端な話,夜行を利用した場合,東京から乗り継いで1日で九州・熊本県の矢代まで行けてしまうとのことです 新幹線なら6時間ですが,普通列車では23時間だそうです

この切符の利用は「日帰り旅行」が一番のお奨めコースとのことですが,この本の良いところは,疲労度に応じてモデルコースを5ランクに分けて示していることです 一番楽な片道2時間までの「日帰り・悠々コース」から始まり,「日帰り・普通コース」,「日帰り・やや強行軍コース」,「日帰り・強行軍コース」,最後の「日帰り・超強行軍コース」まであります

さらにこの本の良いところは,「春の旅」,「夏の旅」,「秋の旅」,「冬の旅」というようにそれぞれの季節に分けてお薦めコースを紹介しているところです

その一方で,「日帰り旅行で『行ってはいけない!』観光地」も紹介しています 東京や大阪などから片道70.1Kmまでは1,140円,往復しても2,280円であるから,近場の有名観光地は普通にJRや私鉄の切符を買った方が安くつくということです 具体的には,東海道線方面では横浜,鎌倉,逗子,横須賀,小田原など.中央線方面では,高尾山,相模湖,青梅,秋川渓谷などです

また「1泊2日で『行ってはいけない』観光地として,箱根,熱海,三島,勝沼,榛名湖,日光などを挙げています この場合は『宿泊採算分岐駅』があるということです.詳細は本をお買い求めください

とくに”時間はあるけれど,お金は少ない”シニア世代には有り難い簡易旅行のガイドブックです 各コースには1日のスケジュールの入ったモデル・プランも示してあるので,取りあえずそれを参考に近場に出かけてみるのも良いかも知れません

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